キャンプ用ハードタイプのクーラーボックスおすすめ11選と選び方
キャンプ・アウトドアで美味しい料理やお酒などの飲み物を楽しむために、欠かせないアイテムの一つとして挙げられるのが、キャンプ場の冷蔵庫とも言えるクーラーボックスですよね。
クーラーボックスがなければ、美味しい料理や飲み物を楽しめないだけでなく、食材が傷んでしまい食中毒を起こしてしまったりして、楽しいはずのキャンプが辛い思い出に変わってしまうことも考えられます。
そこで今回ソライロマグでは、ハードタイプのクーラーボックスから厳選したおすすめの11点ご紹介し、クーラーボックスの選び方についても解説をしていきます。大人数でのファミリーキャンプからソロキャンプ用まで幅広くご紹介をしていますので、これからキャンプを始める方はもちろん、クーラーボックスの買い替えをご検討中の方もぜひご参考になさってみてくださいね。
クーラーボックスの種類と使い分け
クーラーボックスにはハードタイプとソフトタイプという2つの種類があり、今回はハードタイプのクーラーボックスをご紹介しているのですが、まず始めにハードタイプのクーラーボックスの特徴と、ソフトクーラーとの使い分けについてご紹介します。
ハードタイプのクーラーボックスの特徴
・保冷力が高い
・頑丈である
・重量が重い
・折りたたみができない
・大きなサイズも豊富
このようにハードタイプのクーラーボックスは、重量が重く折りたたみができないため持ち運びには不便さを感じるものの、保冷力が高く中に入れた食料や飲み物などを、しっかりと冷やすことができるという特徴があります。
そのため、しっかりと冷やしておきたい飲み物や傷みが心配な生鮮品などをハードタイプのクーラーボックスに入れ、野菜や調味料などの比較的傷みに不安が少ないものをソフトタイプに入れることをおすすめします。
その他の使い分け方法としては、早めに使うものをソフトのクーラーボックスに、翌日などすぐに使わないものをハードのクーラーボックスに入れるということも可能。また、ソフトタイプのものをハードタイプのクーラーボックスに入れるのもおすすめですよ。
それでは、ここからは数多くラインナップされているハードタイプのクーラーボックスの中からソライロマグが厳選した11点のアイテムをご紹介していきます。
Coleman レトロスチールクーラー 28QT
参考価格(税込):8,726円
サイズ:約49×32×35(h)cm
容量:約26L
重量:約4.7kg
素材:スチール、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン(断熱ボード)
生産国:中国
レトロスチールクーラーの魅力
・オシャレなデザイン
・持ち運びのしやすいハンドル
・扱いやすいロック機能
・ボトルオープナーつき
タイトルにある通り、レトロでオシャレなデザインが特徴のColeman レトロスチールクーラーをピックアップ。キャンプ場であっても他の人とは違ったオシャレさを楽しみたい方に、おすすめのクーラーボックスです。
その他の特徴としては、大きめのハンドルがついており持ち運びの際にも便利な点や、そのハンドルを持ち上げることによって蓋をロックすることができる操作性の分かりやすさも魅力。しかし、ハンドルを下げてしまうと蓋がロックされないため、車への積み込みの際には注意が必要です。
また、側面にはボトルオープナーもついており、クーラーボックスにしれておいた瓶入りの飲み物をすぐに開けて飲むことができる点も、おすすめのポイントと言えるでしょう。
Coleman スチールベルトクーラー 54QT
参考価格(税込):25,920円
サイズ:約60×42×41(h)cm
容量:約51L
重量:約7.5kg
素材:スチール、ステンレス、発泡ウレタン、ポリエチレン
スチールベルトクーラーの魅力
・3cmの発砲ウレタン入り
・ラッチロック仕様
・ボトルオープナー付き
・51Lの大容量
51Lの大容量と3mの発砲ウレタンがトップ・ボディに入った高い保冷力で人気の、Coleman スチールベルトクーラー 54QTもおすすめのクーラーボックスとしてピックアップ。1泊2日程度のキャンプであれば保冷力は十分で、キャンプ中に氷を買い足せば2泊3日のキャンプでも十分にお使いいただけます。容量もファミリーキャンプで十分に活用できます。
ロックの仕様はラッチロック式となっていて、持ち運びの際に蓋が開いてしまう心配がないというだけでなく、開閉も簡単に行って頂けるという点もおすすめのポイントとなっています。
また、ボトルオープナーもついていたりデザインもオシャレで、キャンプ場でも一際目を引くこと間違いなしのクーラーボックスとなっています。カラー展開も豊富で、Colemanの60周年を記念して発売開始されたヴィンテージシリーズもおすすめですよ。
Coleman エクストリームクーラー 70QT
参考価格(税込):14,502円
サイズ:約72×40×44(h)cm
容量:約66L
重量:約5.7kg
素材:ポリエチレン、ポリプロピレン、スチール、発泡ウレタン
エクストリームクーラーの魅力
・5日間の保冷力
・66Lの大容量
・安全設計のハンドル
・カップホルダーつき
66Lの大容量と約5日間の保冷力で、ファミリーキャンプや連泊キャンプにもおすすめのクーラーボックスが、Colemanのエクストリームクーラー70QTです。
保冷力・容量だけでなく、手を挟まないように設計されたハンドルがついており、持ち運びがしやすいなどの工夫が施されている点も、大きな魅力と言えるでしょう。また、蓋部分にはカップホルダーもついていて、簡易テーブルとしてお使いいただくことも可能です。
そして何より、Colemanらしいレトロなデザインも魅力で、キャンプ場でオシャレな雰囲気を楽しみたい方にも、ぜひご検討して頂きたい一台となっております。
Coleman エクストリーム ホイールクーラー 62QT
参考価格(税込):12,960円
サイズ:約58×46×45(h)cm
容量:約47L
重量:約6kg
素材:ポリエチレン、ポリプロピレン、スチール、発泡ウレタン
エクストリーム ホイールクーラーの魅力
・ホイール、ハンドル付き
・保冷力約5日間
・47Lの大容量
・カップホルダー付き
先ほどご紹介をしたエクストリームクーラーにホイールとハンドルが付き、持ち運びを楽にしたColemanのエクストリームホイールクーラーも、おすすめのクーラーボックスとしてピックアップ。
エクストリームクーラーと同様に、約5日間の保冷力が魅力で47Lの大容量ということもあり、ファミリーキャンプで活躍してくれる一台です。
もちろんカップホルダーも付いていて、簡易テーブルとしてもお使い頂けます。また、スーツケース・キャリーバッグのように持ち手部分が伸び縮みするタイプであるため、カバンなどを上に乗せて一緒に持ち運びをすることができる点もおすすめのポイントと言えるでしょう。
Coleman ホイールクーラー 28QT
参考価格(税込):6,403円
サイズ:約49×34×42/94(h)cm
容量:約26L
重量:約3.3kg
素材:発泡ウレタン、ポリエチレン
ホイールクーラーの魅力
・リーズナブルな価格
・カラー展開が豊富
・2Lペットボトル収納可能
・ホイール、ハンドル付き
エクストリームクーラー程の保冷力はないものの、1泊2日のキャンプには十分な保冷力を発揮し、持ち運びも楽なホイールつきのクーラーボックスColemanのホイールクーラー28QTもピックアップ。
価格も比較的リーズナブルで1万円を大きく下回る設定となっている点も魅力。また、カラー展開が全5色となっていて、お好みの色を選べる点もおすすめのポイントとなっております。
もちろんデザイン面だけでなく、2Lのペットボトルを立てて収納することができるなど、使い勝手の面でも人気を集めている一台となっています。また、先ほどご紹介したエクストリーム ホイールクーラーのように、持ち運びの際にはボックスの上にカバンなどを置いて一緒に持ち運びができる点でもおすすめですよ。
snow peak ハードロッククーラー 20QT
参考価格(税込):47,520円
サイズ(外寸):W514×D368×H362mm
サイズ(内寸):W337×D210×H240mm
容量:19L
重量:7.5kg
素材:ポリエチレン、ポリウレタン、ゴム、ステンレス鋼
snow peak ハードロッククーラーの魅力
・極厚の断熱壁
・大型ドレーンホール
・高い耐久性
・3サイズ展開
・シンプルなデザイン
抜群お保冷力と耐久性を誇るsnow peakのハードロッククーラーも、おすすめのクーラーボックスとしてピックアップ。snow peakとアメリカのグリズリー社のコラボレーションによるアイテムです。
極厚クーラーボックスの先駆者であるグリズリー社のクーラーボックスは、アメリカではプロのハンターやフィッシャーも愛用する程高いクオリティを誇るアイテムとして、信頼を勝ち取っています。
また、大型ドレーンホールがついていて、水抜きなどの操作が簡単に行える点も大きな魅力。サイズ展開は40QT、75QTと3つのサイズがラインナップされており、用途に合わせてピッタリのサイズをチョイスできる点もポイントです。snow peakらしい飽きのこないシンプルなデザインとなっている点もおすすめですよ。
igloo MARINE ULTRA 54
参考価格(税込):8,204円
サイズ:65x46x39cm
容量:約51L
重量:約4.5kg
素材:プラスチック、超高密度ウレタンフォーム
MARINE ULTRA 54の魅力
・リーズナブルな価格
・十分な保冷力
・シンプルなデザイン
・持ちやすいゴム付きハンドル
アメリカでクーラーボックス市場での高いシェアを誇るigloo(イグルー)からは、MARINE ULTRA 54をおすすめのクーラーボックスとしてピックアップ。アメリカでは漁師さんや釣り人からも愛されている程の高い保冷力を誇りながらも、手に入れやすいリーズナブルな価格が魅力となっています。
また、シンプルなホワイトカラーのデザインも魅力ですよね。汚れが気になるというデメリットもありますが、UV抑制剤を使用しているため日差しにも強くひび割れ等の劣化にも強いというメリットも。
そして、持ち運びがしやすいようにゴム製のグリップのついたハンドルや、蓋を開けたままにしておくことができるリッドストラップがついているなど、細かな部分でもおすすめですよ。
サイズも30、36、72などなど豊富にラインナップをされているので、用途に合わせてお好みのサイズをチェックしてみてくださいね。
igloo MARINE BREEZE ULTRA 28
参考価格(税込):6,136円
サイズ:45.5×34.5×42.5cm
容量:約26L
重量:約4kg
素材:プラスチック、超高密度ウレタンフォーム
MARINE BREEZE ULTRAの魅力
・リーズナブルな価格
・十分な保温力
・ホイール、ハンドルつき
・シンプルなデザイン
先ほどご紹介したiglooのMARINE ULTRAにホイールとハンドルを付けたモデルである、iglooのMARINE BREEZE ULTRAもおすすめのクーラーボックスとしてピックアップ。
iglooのMARINE ULTRAと同様に十分な保温力や手に入れやすいリーズナブルな価格、UV抑制剤を使った劣化に強いボディなどの魅力を引き継ぎながら、ホイールとハンドルを付け持ち運びのしやすさを向上させたモデルとなります。
クーラーボックスとしてだけでなく、チェアとしてもご利用可能な程の耐久性もあり、ハンドルを伸ばしている時にはカバンを上に乗せて持ち運ぶことも可能です。
LOGOS アクションクーラー 35L
参考価格(税込):4,005円
外寸サイズ:約57.8×31.8×36.6cm
容量:35L
重量:3.8kg
素材:ポリプロピレン
アクションクーラーの魅力
・蓋の取り外しが可能
・水抜き栓が底についている
・肩掛けベルト付き
・リーズナブルな価格
ハイパー氷点下クーラーというソフトタイプのクーラーボックスでも人気を集めているLOGOSからは、アクションクーラーをピックアップ。
最大の特徴は蓋の取り外しが可能で、蓋やクーラーボックスの内部が汚れてしまっても、簡単に水洗いをすることができる点にあります。また水抜き用の栓が底部分についているので、水を抜く作業も非常に簡単に行うことができます。
付属品として肩掛けベルトがあり、持ち運びを楽に行える点もおすすめのポイントとなっています。そして何より5,000円を切るリーズナブルな価格タイも大きな魅力の一つと言えるでしょう。
キャプテンスタッグ シエロ35
参考価格(税込):3,474円
サイズ:59×29×37cm
容量:33L
重量:2.8kg
素材:ポリプロピレン、発泡ポリエチレン、発泡スチロール
シエロ35の魅力
・リーズナブルな価格
・蓋の取り外しが可能
・テーブルとして使用可能
ソロキャンプにおすすめのアルミロールテーブルなど、リーズナブルなキャンプグッズを展開するキャプテンスタッグからシエロ35をピックアップ。
LOGOSのアクションーラーと同様に蓋が取れる仕組みとなっていて、使用後に水洗いで簡単に掃除をすることができるのも魅力。また、テーブルがフラットであり簡易型のテーブルとしてお使いいただくこともできます。
残念な点としては、水抜き用の栓が付いていない点にあり、氷などを入れて保冷をしていて水が中に溜まってしまった場合に、水を抜くことができないので注意が必要です。
シマノ フィクセル プレミアム
参考価格(税込):33,264円
サイズ(外寸):35.0×58.3×35.0cm
容量:30L
重量:6.5kg
素材:ポリプロピレン、発泡ウレタン、6面真空パネル
フィクセル プレミアムの魅力
・両開きの蓋
・蓋の取り外しが可能
・真空パネル採用
・耐荷重設計
釣り具ブランドのシマノから、抜群の保冷力と使い勝手の良さで定評のあるフィクセル プレミアムをピックアップ。
最大の特徴は6面全てに真空パネルを搭載している点にあり、圧倒的な保冷力の高さを誇るハードタイプのクーラーボックスとなっています。また、耐荷重性能にも優れており、大人が椅子代わりに座っても問題ありません。
機能面では蓋が両面開きかつ取り外し可能となっており、中身の取り出しやお掃除・メンテナンスを簡単に行えるのも大きなポイントとなっています。シマノからはフィッシングクーラーとして、数多くハードタイプのクーラーボックスが展開されていますので、合わせてチェックをしてみてくださいね。
ハードタイプクーラーボックスの選び方
今回ソライロマグでは11点ハードタイプのクーラーボックスをご紹介させていただきましたが、この他にも容量や機能のことなるクーラーボックスが多数ラインナップされています。そのため、どれを購入すべきか迷われている方も多いのではないでしょうか。
そこで簡単ではありますが、クーラーボックスを選ぶ際のポイントになる点について、参考にして頂けるようにまとめておきたいと思います。
容量
ファミリーキャンプ(4人家族)で1泊2日を過ごすのに必要なクーラーボックスの容量が、だいたい50Lと言われているのでそれを目安にお選び頂ければよろしいかと思います。
保冷力
クーラーボックス選びで一番重要になるのが保冷力です。スペックが高いものに越したことはないので、予算の許す範囲で保冷力の高いクーラーボックスを選びましょう。
重量
容量や保冷力の高さに比例して重量が重くなっていってしまうので、中に食材や飲み物を入れた状態でも持ち運びができるかをしっかりと計算しておきましょう。また手での運搬が難しい場合にはワゴンなども同時に揃えられることをおすすめします。
ホイールの有無
重量の項目でもお伝えしたように、容量・保冷力をクリアしていても重量が重く、持ち運びができないケースが出てきてしまいます。中身の重量を少し重めに見積もった上で、持ち運びが難しそうであれば、ホイールのついたモデルを選択しましょう。
デザイン
キャンプグッズをお選びになる上で大切にして頂きたいことの一つがデザイン性です。お家のインテリアを選ぶように、お好みのデザインにピッタリのクーラーボックスを見つけてくださいね。
ハードタイプクーラーボックスのおすすめまとめ
今回はハードタイプのクーラーボックスからおすすめの11アイテムをご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。今回ご紹介したアイテムの中には他のサイズやカラーが用意されているものもありますので、用途に合わせてチェックをしてみてくださいね。
また、ソライロマグでは今後ソフトタイプのおすすめクーラーボックスや、その他のアウトドア・キャンプグッズについてもご紹介をしていく予定でいますので、facebookやtwitterなどで更新情報をチェックしてみてくださいね。