アウトドア・キャンプでコーヒー!おすすめ道具・淹れ方紹介
ソライロマグではこれまでに、スノーピークのおすすめキャンプグッズとしてチタンシングルマグの300と450をレビューさせて頂きました。今回はそのマグカップを使ってキャンプ・アウトドアでのコーヒーを楽しむためのおすすめ道具や淹れ方についてご紹介していきます。
キャンプでの飲み物の定番と言えばやはりビールなどのお酒が挙げられますが、寒い冬にカラダを温めてくれるコーヒーも欠かせませんよね。特に、朝起きてからゆっくり自然を楽しみながら楽しむコーヒーは、自宅やカフェで飲むのとは違った味わい方ができますからね。
今回は、キャンプ初心者の方でも簡単にそして美味しくコーヒーを楽しむことができる方法をご紹介していますので、ぜひ参考にして頂いてキャンプ場の朝をさらに豊かなものにしてみて下さいね。
4種類のアウトドアコーヒーの淹れ方
キャンプでのおすすめコーヒーグッズをご紹介する前に、少しだけアウトドアコーヒーの淹れ方の種類について解説をさせて頂きましょう。アウトドアでのコーヒーの淹れ方には、大きく分けると下記の4種類の方法があります。
ドリップコーヒー
ドリップコーヒーというのはドリッパーという器具を使い、その上にフィルターを乗せコーヒーの豆を挽いた粉を入れ、その上からお湯をかけてコーヒーを抽出する方法のことを言います。おそらく、美味しいコーヒーを淹れる場面を想像した時に、多くの方がドリップコーヒーをイメージされるのではないでしょうか。
コーヒーの淹れ方としては基本的なものとなりますが、その淹れ方は非常に奥が深く、美味しいコーヒーを淹れるためのコツやポイントをマスターしていく楽しさもあります。同じくキャンプも奥が深い遊びなので、キャンプを楽しみつつ美味しいコーヒーの淹れ方についても練習していくことで、キャンプの楽しみをさらに一つ増やせるかと思いますよ。
パーコレーターコーヒー
パーコレーターコーヒーというのは、キャンプ・アウトドアでコーヒーを楽しむために使うことの多いコーヒーの淹れ方です。パーコレーターという器具を使ってコーヒーを淹れるのですが、ポットの中にバスケットがついており、その中にコーヒーの粉をセットし、火にかけるだけで美味しいコーヒーを淹れられるという手軽な方法です。
手軽とは言っても、火加減や火から離すタイミングなどで味わいが大きく変わってくるので、日常とは違ったコーヒーの楽しみ方をしたいという方におすすめのキャンプコーヒーとなっております。
フレンチプレスコーヒー
フレンチプレスコーヒーというのは金属製のフィルターを使ってコーヒーを抽出する方法で、現在日本では紅茶を淹れる方法としても親しまれています。
お湯の中にコーヒーの粉を淹れ、金属製のフィルターを押し沈めたら出来上がりという非常にシンプルで手軽な方法であるため、キャンプに慣れていない方にもおすすめできる淹れ方と言えるでしょう。
インスタントコーヒー
最も手軽にコーヒーを淹れる方法として、インスタントコーヒーもおすすめです。他の抽出方法と比較をすると奥の深さや淹れる楽しみは少ないかもしれませんが、自然の中で楽しむコーヒーは、インスタントであっても格別の美味しさですよ。
少し抽出方法の説明が長くなってしまいましたが、ここからは各方法のおすすめコーヒー道具をご紹介させて頂きます。
アウトドアコーヒーにおすすめのミル
まずはインスタントコーヒー以外の3つの方法で必要になる、コーヒー豆を挽くためのアウトドア用コーヒーミルを4点ご紹介させて頂きます。
コーヒーを購入する際に豆を購入するのではなく粉を購入する場合には不要になりますが、ミルを使って豆を挽くのもアウトドアコーヒーの楽しみの一つかと思いますので、余裕のある方はぜひチャレンジしてみて下さいね。
ポーレックス 手挽きコーヒーミル
価格:4,860円(税込)
サイズ:径50×135mm
刃素材:セラミック
本体:ステンレス・ポリプロピレン
生産国:日本
日本製の高いクオリティで人気を集めているコーヒーミルです。刃がセラミック製となっているのがポイントで、摩耗しにくいため長く使えるのが魅力です。
ミニサイズの本品は一度に20g(2人分)のコーヒー豆を挽くことが可能で、30g挽くことのできるミルも人気アイテムとなっているので、ファミリーキャンプでのご利用を検討中の方はそちらもご覧ください。
ユニフレーム UFコーヒーミル
価格:4,800円(税込)
サイズ:径80×192mm
刃素材:ステンレス鋼
付属:収納ケース
ソライロマグでも度々アイテムをご紹介している人気アウトドアブランドのユニフレームが出しているコーヒーミルです。刃部分はステンレス製ではありますが、錆に強く長く使えるのが魅力。
また、ミル部分は外して逆さまにすることで、下のカップにスタッキングできる仕様になっているのもポイントです。
キャプテンスタッグ コーヒーミルUW-3501
価格:3,980円(税込)
サイズ:径46×135mm
刃素材:セラミック磁器
豆容量:17g
生産国:日本
前回アルミ製のロールテーブルをご紹介させて頂いた、キャプテンスタッグから出ているセラミック製のコーヒーミルです。
リーズナブルな価格でありながらも日本製という安心のクオリティを実現している、キャプテンスタッグのキャンプグッズらしいアイテムの一つとなっています。セラミック製なので長く使えることはもちろん、コーヒー本来の風味を損なわない味わいでコーヒー豆を挽けるのも魅力です。
E-PRANCE 手挽きコーヒーミル
価格:1,680円(税込)
サイズ:径46×135mm
刃素材:セラミック
豆容量:30g
リーズナブルな価格帯の電化製品類の販売をしてるE-PRANCEという企業から出ているコーヒーミルです。刃はセラミック製を採用していて、粉の粗さも調整できるなど1,680円で手に入れることができるミルとしてはおすすめできる商品であると思います。
ただ、アウトドア製品ではないため、持ち運びの不便さがあるかと思いますので、ツーリングではなくオートキャンプの際に利用するのがよろしいかと思います。
ドリップコーヒーのおすすめ道具
ドリップでコーヒーを淹れるために必要になる、ケトル4点にドリッパーのおすすめ4点、ペーパーフィルター1種類をご紹介させて頂きます。
コールマン パルテノンコーヒードリッパー
参考価格:2,491円(税込)
サイズ:直径95×70mm
材質:ステンレス
重量:150g
コーヒーカップの形をした可愛らしいデザインが魅力のコールマンのパルテノンコーヒードリッパーです。もちろんデザイン面だけでなく、ステンレス製のしっかりとした作りも魅力。
アウトドアコーヒー用としてだけでなく、ご自宅や職場などでも使えるクオリティの高さとなっております。もちろんアウトドアブランドから出ているドリッパーであるため、150gという軽さを実現しているのもポイントですよ。
スノーピーク 焚火台型 フォールディングドリッパー
参考価格:3,240円(税込)
使用時サイズ:104×104×96mm
収納時サイズ:170×140×14mm
材質:ステンレス
重量:140g
チタン製のシングルマグ300・450やステンレス製のシェラカップをレビューしたスノーピークからは、人気の焚き火台をモチーフにデザインしたフォールディングコーヒードリッパーをご紹介。2017年には新たにコーヒーミルの発売が発表されているので、合わせてご利用頂くのもよろしいかと思います。
スノーピークのミルでコーヒーを挽き、焚き火台を使ってシェラカップでお湯を沸かし、フォールディングコーヒードリッパーでドリップしたコーヒーを自然の中で飲むという、アウトドアコーヒーの全てをスノーピークのアイテムだけで実現できるというのは、スノーピークファンにとっては非常に贅沢な時間を過ごせることに繋がるのではないでしょうか。
ユニフレーム コーヒーバネットcute
参考価格:1,900円(税込)
使用時サイズ:110×70mm
収納時サイズ:110×20mm
材質:ステンレス
重量:65g
付属品:フィルター10枚・収納ケース
ユニフレームからは2,000円以下というリーズナブルながらも、非常にコンパクトで本格的なドリップをすることができるコーヒーバネットcuteをご紹介。
こちらは2人用のドリップができるサイズのドリッパーですが、4人用のドリップができるgrandeはファミリーキャンプでのご利用におすすめのアイテムとなっております。
キャプテンスタッグ コーヒードリッパー オレンジ
参考価格:864円(税込)
使用時サイズ:110×80mm
収納時サイズ:110×15mm
材質:シリコン
重量:97g
先程コーヒーミルをご紹介したキャプテンスタッグからは、シリコン製のコーヒードリッパーをご紹介。
コールマンやスノーピークのようなステンレス製のものと比較をしてしまうと、ドリッパーとしての質は落ちてしまうものの、1,000円を切るリーズナブルな価格や97gという軽さ、洗い物のしやすさの面で十分おすすめできるコーヒードリッパーと言えるでしょう。
コールマン ファイアープレイスケトル
参考価格:4,365円(税込)
サイズ:130×220×230mm
材質:ステンレス
満水容量:1.6L
重量:570g
先程ご紹介させて頂いたコーヒーカップ型のドリッパー同じく、コールマンから出ている直火可能なステンレス製のケトルです。
注ぎ口にはフタがついているので、焚き火で温めても灰が入り込まないように配慮されています。もちろん、お湯を注ぐ際には自動的にフタは開くようになっているのでご安心を。また、ハンドルが大きめのサイズとなっていて、ファイヤースタンドに吊り下げて利用することも可能です。
スノーピーク クラッシックケトル1.8
参考価格:10,260円(税込)
サイズ:径115×247mm
材質:ステンレス
満水容量:1.8L
重量:690g
焚き火台型のドリッパーをご紹介したスノーピークからは1.8Lのステンレス製ケトルをご紹介。
こちらのケトルも注ぎ口にフタがついていて、焚き火で温めても灰が入り込まない仕組みとなっています。上部に吊り下げ用のハンドルも装備。色々な使い方に対応できるよう設計されています。また、持ち手部分は幅広くなっており、グローブをしていても問題なく持ち手を持つことができます。
先程もご紹介したように、スノーピークからは2017年の新作としてコーヒーミルも登場予定となっているので、キャンプでのコーヒー道具をスノーピークで揃えて、キャンプ場でもご自宅でも美味しいコーヒーを味わってみてはいかがでしょうか。
HARIO V60ペーパーフィルター01M
参考価格:351円(税込)
サイズ:140×100mm
材質:バージンパルプ
重量:85g
生産国:日本
コーヒーブランドとして人気を集めているHARIOのペーパーフィルターです。コーヒーを淹れられたことのある方であれば基本的なことですのでご存知だと思いますが、ドリッパーの上にはフィルターを敷いてから、コーヒー粉を入れなければいけませんのでご注意下さいませ。
パーコレーターコーヒーのおすすめ道具
パーコレーターの魅力は何と言っても、パーコレーター用のポットを用意するだけでアウトドア・キャンプでのコーヒーを楽しめるという点にあります。今回は4つのアウトドアブランドからおすすめのパーコレーターをご紹介させて頂きます。
コールマン ステンレス パーコレーター III
参考価格:4,854円(税込)
サイズ:径120×230×170mm
材質:ステンレス、天然木
容量:1.3L(約5カップ分)
重量:630g
アウトドアだけでなく自宅でもコーヒーを楽しむことができる、高級感あるデザインが魅力のステンレス製のパーコレーターです。約5カップ分のコーヒーを淹れることができるので、ファミリーキャンプでも重宝できるアイテムです。
しかしながら、持ち手部分が天然木製になっているので、焚き火での使用には注意が必要です。
スノーピーク ステンパーコレーター
参考価格:4,854円(税込)
サイズ:径115×190mm
材質:ステンレス
容量:900ml(約6カップ分)
重量:820g
スノーピークのコーヒー道具をお探しの方におすすめなのがこちらのパーコレーターです。お湯をポットで沸かし、コーヒー粉を入れて再度火にかけるだけで美味しいコーヒが楽しめるので、ファミリーキャンプでお子様がいらっしゃり、バタバタとしてしまう方に特におすすめです。
じこのパーコレーターで淹れたコーヒーを、スノーピークのマグやシェラカップで楽しむというのもおすすめですよ。
GSI ステンレスコニカルパーコレーター
参考価格:8,262円(税込)
サイズ:115×170mm
材質:ステンレス
容量:1,200ml(約8カップ分)
重量:900g
1985年にアメリカで生まれたアウトドアブランドのGSIからステンレスコニカルパーコレーターをご紹介。パーコレーターの中でも上部に吊り下げ用のハンドルがついているのが特徴です。ただし、注ぎ口にフタがついている仕様ではないため、ご注意が必要です。
また、3・6・8・9・14・24カップとサイズ展開も豊富なので、用途やキャンプの規模に合わせてお選び頂けるという点もポイントです。
キャプテンスタッグ ステンレス製パーコレーター
参考価格:2,700円(税込)
サイズ:170×105×145mm
材質:ステンレス鋼
満水容量:900ml(約3カップ分)
重量:390g
リーズナブルで人気のアウドドアグッズブランド、キャプテンスタッグからは3,000円を切るリーズナブルな価格が魅力のパーコレーターをご紹介。
持ちて部分に木材を使っているので、火にかける際には注意が必要です。サイズは6カップのパーコレーターも用意されておりますので、合わせてチェックをしてみて下さいね。
フレンチプレスのおすすめ道具
パーコレーター同様に、フレンチプレスの器具を用意すれば気軽にキャンプでコーヒーを楽しめるのがフレンチプレスです。またコーヒーだけでなく紅茶も楽しむことができるので、汎用性高くお飲み物を楽しめるのも大きな魅力です。
スノーピーク チタンカフェプレス
参考価格:5,810円(税込)
サイズ:径82×140mm
ポット・フタ:チタニウム
プレス部:ステンレススチール
つまみ:エラストマ樹脂
満水容量:900ml(約3カップ分)
重量:200g
メッシュケース付き
スノーピークのフレンチプレスコーヒー道具からは、3カップ分のコーヒーを淹れることができるアイテムをご紹介。先程もご紹介した通り、コーヒーだけでなく紅茶も楽しむことができるのも大きな魅力。また、ポットはチタン製であるため200gと軽く、強度もしっかりしているので、ソロキャンプやツーリング・登山などにもおすすめのアウトドアコーヒー道具です。
スノーピークから出ているフレンチプレスコーヒーには、ミルクフォームを作ることができる道具とセットになったスノーピークチタンカフェラテセットもございますので、合わせてチェックをしてみて下さいね。
スタンレー 真空コーヒーシステム 0.5L
参考価格:8,420円(税込)
サイズ:径104×285mm
本体材質:ステンレス
容量:500ml
重量:750g
真空ボトルやマグなどのアウトドアグッズで世界的な人気を誇っているスタンレーから、真空コーヒーシステムの0.5Lをご紹介。コーヒーシステムとしてのクオリティはもちろんのこと、保温性の高さも魅力。
キャンプだけでなく登山などの山でのアクティビティでも活躍してくれる、おすすめのアウトドアコーヒー道具となっております。
インスタントコーヒーのおすすめ道具
インスタントコーヒーを説明した項目でも書かせて頂きましたが、インスタントコーヒーだからといって何も悪いことではありません。インスタントであっても自然を楽しみながら飲むコーヒーは格別ですし、何よりも気軽に楽しめることが大きなメリットと言えますしね。
おすすめの道具などは特に必要がなく、お気に入りのお味のコーヒーをお気に入りのマグで淹れるだけで、十分に楽しむことができますよ。
おすすめのアウトドアコーヒー道具まとめ
ここまで長くなってしまいましたが、キャンプで淹れられるコーヒーの淹れ方やそのおすすめコーヒー道具についてご紹介をさせて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。
お湯を沸かすのに必要なバーナーのおすすめや直火可能なマグは別の記事で紹介していますので、合わせてチェックをしてみて下さいね。また、今後ソライロマグでは今回ご紹介をしたおすすめのコーヒー道具を使ったコーヒーの淹れ方についても掲載していく予定でいますので、facebookなどで記事の更新情報をチェックしてみて下さいね。