スノーピークのマグカップ チタンシングルマグをレビュー
アウトドアブランドの中でもハイグレードで、キャンパーなら一度は憧れをもつであろうスノーピークから、リーズナブルな価格で手に入れやすいチタンシングルマグの300・450をレビュー。
リーズナブルな価格でありながら、チタン製であるため強度に優れ、軽いという魅力的なマグカップとして、スノーピークの中でも人気の高いアウトドアグッズとなっています。
キャンプで飲み物を飲む際に利用することはもちろんのこと、パスタやインスタントのラーメンなどを食べられたり、ご自宅などでもマグカップとしてお使い頂ける、汎用性の高いアイテムとなっておりますので、ぜひチェックをしてみて下さいね。
チタンシングルマグ300・450のサイズ比較
スノーピーク チタンシングルマグのサイズは300が径75×84mmで450が径85×92mmとなっています。
こちらが300と450の持ち手部分を出した状態で並べてみた様子です。直径・高さが約1cmの差となっているのですが、実際に並べてみると結構サイズが違うなという印象。
こちらが持ち手・ハンドル部分を収納した状態の写真です。この写真を見ると分かりやすいかと思いますが、持ち手のサイズは300・450共通のモノが使われているようでした。小さなマグですと持ち手も小さく、持ちにくいということがありがちなのですが、300でも持ち手が大きく持ちやすいサイズ感となっています。
持ち手部分とマグ本体を繋いでいる部分です。300・450共に8点で留められていて、普通に使っていれば持ち手が取れるということは起きないであろうと思えるくらいしっかりと作られています。
ちなみに、300を先に購入し後から450を買い足したのですが、普段450に近い大きめのサイズのマグカップを使っていたこともあり、300だと少し小さいのかなと感じました。
飲み物を入れることに限定をして使用するのであれば300サイズでも大丈夫ですが、お味噌汁・ポタージュなどのスープ、マカロニなどを使った簡単なパスタ料理などでクッカーとしても使いたいという場合には450がいいのかなと思います。もしくは、この一個上のチタンシングルマグ 600でも良いと思いますが、大きすぎると飲み物を入れるコップとして使う際に、若干不便かもしれません。
今回ご紹介しているチタンシングルマグとは関係がないのですが、同じスノーピークから出ているシェラカップと並べてサイズ比較をしてみました。シェラカップのサイズが直径122×45mmなので、直径はチタンシングルマグ450の方が2周りから3周り小さく、高さは約半分といった具合です。
スノーピーク チタンシングルマグの魅力
チタンシングルマグのサイズをご紹介しながら、おおまかな外観デザインもお伝えできたのではないかと思いますので、ここからは細かい部分のご紹介や機能面についての魅力をご紹介していきます。
チタンシングルマグの優しい口当たり
口元はカール加工が施されているため、口当たりが良いというのが大きな魅力として挙げられます。また、チタン製であるため熱伝導率が低く、直火で飲み物を温めても口元が熱くなりにくいのも特徴。
スノーピークのチタンダブルマグと比較をすると、中身が冷めやすいというデメリットもありますが、猫舌の方にとっては比較的早く飲める最適の温度になってくれるというメリットにもなります。
スタッキングで便利に持ち運び
サイズの異なるチタンシングルマグを重ねるスタッキングも可能。かさばりがちなキャンプ道具ですが、スタッキングできることによって持ち運びも楽です。今回は450の中に300を入れていますが、もちろんもう一つ大きなサイズの600をさらに重ねることもできます。
また、300が67g、450が70gとチタンならではの軽さで、ツーリングやサイクリング、登山の際にも荷物を重くすることなくカバンの中に入れられる点もメリットと言えるでしょう。
持ち手の設計がしっかりしている
持ち手部分の設計もチタンシングルマグの魅力と言えます。というのも人差し指・中指・薬指の三本を持ち手の中に入れ、親指で上を小指で下をそれぞれについている窪みで支えられる設計となっていて、持ち上げる時の安心感があります。
また寒い季節には手袋をされていることも多いかと思いますが、厚めの手袋をしていてもしっかりと持ち手を握られるのもポイントですよ。
シリコン製のマグ用フタもおすすめ
スノーピークのマグにはこのような専用のフタも別売りで販売されています。保温性を高めるだけでなく中身のこぼれ防止や、マグの中に虫が入るのを防いだりしてくれるので、マグと一緒に購入されることをおすすめします。フタにはしっかり飲み口がついているのも魅力的ですよね。
実はこのフタはダブルマグ専用のアイテムなのですが、シングルマグでもしっかり使うことができました。上記の写真のように隙間もなく、安心して使うことができました。
ちなみに450のフタを300に装着しようとしても無理なのですが、上記の写真の様に簡易的なフタとしてお使い頂くことは可能です。
直火での使用が可能
スノーピークからでているチタン製のマグカップの中では、シングルマグというモデルであれば直火でお使いいただけます。直接お湯を沸かしたり、大きいサイズのものでちょっとしたクッカーとしてお使い頂けるのも大きな魅力と言えるでしょう。
逆にダブルマグというモデルでは直火で使えませんので、購入の際には気をつけて下さいね。
スノーピーク チタンシングルマグの弱点
魅力たっぷりのスノーピークチタンシングルマグ300・450ですが、残念ながら弱点・デメリットもあります。ただ、改善できる方法もあるので、購入されてお困りの方もチェックをしてみて下さいね。
持ち手にロック機能がない
先程持ち手の設計がいいと紹介をさせて頂きましたが、唯一残念なポイントとして持ち手を開いた状態でロック・固定できないという点が挙げられます。ものすごくグラグラとしてしまう訳ではないのですが、ロックできないことによって安定性が少し落ちてしまいます。
そのため、用途は変わってきてしまいますが、スノーピークのカップマーカーを使って2つの持ち手を一括りにするのもいいのかなと思いました。ただ、カップマーカーはシリコン製なので、直火で使う際には注意が必要となります。
フタをつけてスタッキングできない
スタッキングをした状態でフタを取り付けようとしても、この写真のようにはまりません。もしかしたらスタッキングをした状態で300の方のフタを300につければ、ピッタリとなるかもしれませんが、取り出せなくなってしまう可能性もあるので注意が必要です。
メッシュケースがつかなくなってしまった
過去に販売されたスノーピークのチタンシングルマグには専用のメッシュケースが付属していたのですが、現在はメッシュケースは付属していません。持ち運びや収納の際に便利になるので、ついていたら嬉しいアイテムなのですがこれは残念ですね。
もちろん100均等で手に入れることができますが、どうせならスノーピークのメッシュケースがいいですからね。
チタンシングルマグ300はこんな人におすすめ
参考価格:1,868円(税込)
サイズ:径75×84mm
容量:300ml
重量:67g
材質:チタニウム
スノーピークチタンシングルマグの300は、アウトドアの際にご利用になる飲み物用のマグカップをお探しの方に、おすすめのアウトドアグッズと言えます。また、チタン製で軽いとは言え、飲み物など中身を入れると重くなるので、小柄な女性など手が小さい方も450より300をお選び頂いた方がよいかなという印象です。
直火で使用をせず、中身を冷めにくいものにしたいという方にはダブルマグ300もおすすめですよ。
チタンシングルマグ450はこんな人におすすめ
参考価格:2,192円(税込)
サイズ:径85×92mm
容量:450ml
重量:70g
材質:チタニウム
スノーピークシングルマグ450は飲み物を入れるマグカップとしてだけでなく、インスタントラーメンなどちょっとした料理を楽しみたいという方におすすめです。お味噌汁を作ったりちょっとしたパスタを作ったりできそうなので、ソライロマグでは今後そのような料理についても記事を更新していきますね。
また、直火で使えないので料理等にはお使いいただけませんが、冷めにくくビールなどのお酒を入れて活躍できるダブルマグ450もおすすめですよ。
まとめと関連おすすめアイテム
ここまで画像を交えながらスノーピークのチタンシングルマグをご紹介して参りましたが、いかがでしたでしょうか。飲み物を入れるカップとしてだけでなく、色々な用途で使えるアイテムなので、ぜひ手に入れて色々な使い方にチャレンジなさってみて下さいね。
ソライロマグでは今後スノーピークのチタンシングルマグの使い方をご紹介したり、その他のアウトドアグッズもご紹介していく予定でいますのでfacebookやtwitterなどで更新情報をチェックしてみて下さいね。
2021年版として4年ほどチタンシングルマグを使ったレビューを公開しましてので、よろしければそちらも合わせてご覧くださいませ。
スノーピーク チタンシングルマグ600
参考価格:2,566円(税込)
サイズ:径96×103mm
容量:600ml
重量:80g
材質:チタニウム