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先日6本のおすすめチープカシオをご紹介させていただきましたが、今回はその中でも特に人気が高く評判の1本を、詳しくご紹介をさせて頂きたいと思います。

その1本というのが1991年から実に25年間に渡ってロングセラーを続けているF-91W-1JFです。購入から約1ヶ月が経過したので、使用をしていて良かった点はもちろん、悪かった点についてもまとめてご紹介をさせて頂きますのでこれからチープカシオを手に入れようとされている方はぜひご参考になさってみて下さいね。

F-91W-1JFのデザイン

それではまず始めにF-91W-1JFのデザイン・外観から細かくご紹介をさせて頂きます。

前回の記事でも述べさせていただきましたが、F-91W-1JFはG-SHOCKの無駄な部分をすべてそぎ落としたかのような、非常にシンプルでレトロな雰囲気を感じさせるデザインが特徴となっています。似たデザインにG-SHOCKの5600シリーズというシンプルなデザインのものがあるのですが、さらにそれよりもシンプルにしていて、これ以上に無駄な部分はないだろうと思ってしまうようなデザインとなっています。

そしてこちらが裏面のデザイン。細かい文字なのでもしかしたら見づらいかもしれませんが、使用されているモジュールや生産国、使われている素材などが書かれています。モジュールは593というもので、A158WA-1JFなど他のチープカシオにも使われているものとなっています。このモジュールが共通ですと、機能面（アラームやストップウォッチ）やその操作方法も共通になってくるんですよ。

ちなみに購入したF-91W-1JFの生産国にはMADE IN THAILANDと書かれていたので、タイで生産された時計のようです。

593というモジュールを使っているチープカシオには左に2つ、右下に1つの合計3つのボタンがつけられています。このシルバーのボタンはアラームやストップウォッチ、ライト、時間調整などの機能を操作する際に使用するのですが、安いからと言って押しにくいという不具合のようなものは今のところ感じたことはありません。

ボタンだけ見ても1,000円を出しておつりがくるようなリーズナブルな時計には思えないくらいですよね。

厚さについても非常に薄く、一番太いケースの部分でも8.5mmと1cmをきる厚さとなっています。先程ご紹介をさせて頂いた5600シリーズが14.3mmなので半分とはいかないまでもその薄さが分かって頂けるのではないでしょうか。

そしてベルト部分は幅を広いところから狭いところまでしっかりと穴を開けてくれているので、男性だけではなくレディースやキッズでの利用も可能です。

そして個人的にF-91W-1JFのデザインで一番のお気に入りポイントはこちらの留め具。後述しますが、購入をしようと思っていたG-SHOCKは留め具がシルバーで悩んでいた部分があるので、留め具までブラックになっているのは大きな魅力でした。

今はこの留め具をG-SHOCKに移植できないかどうかも考えている最中で、もしできるようであればG-SHOCKに移植するためにもう一本購入し合わせてG-SHOCKの方も買おうかなと思っている程です。1,000円の腕時計の留め具を10,000円以上の腕時計に移植するというのはちょっと違和感もありますが、どちらも腕時計にしては非常に安いジャンルなので問題はないですよね。

F-91W-1JFの機能

それではここからはF-91W-1JFの機能を詳細にご紹介をさせて頂きたいと思います。

日常生活用防水

F-91W-1JFには生活防水機能がついています。防水機能がついていると、どうしても水の中に入っても大丈夫なのではないかと思ってしまいますが、そうではないので注意が必要です。

F-91W-1JFにはWATER RESISTANTという記載があり、これは防水機能の中では一番レベルの低い基準になります。そういう場面で防水機能が発揮されるかと言うと、汗や洗顔、雨に耐えられるくらいの防水機能となっていて、水上スポーツやF-91W-1JFをつけて海やプール、お風呂に入るようなことはできないものとなっているので注意が必要です。

アラーム・ストップウォッチ・時報機能

デジタルウォッチの中では本当にシンプルな機能ではありますが、必要になりそうな必要最低限の機能がついています。

それがアラーム・ストップウォッチ・時報機能です。チープカシオを着け始める前はデジタル時計ではなくアナログ時計を使っていたので、こういった機能がついているのは非常に嬉しいんですよね。特にサイクリング中や、スポーツをしている時にはとても重宝しているポイントの一つとなっています。

LEDライト

上記は左側がLEDライトを点けていない画像で、右側がLEDライトを点けている時の画像です。

見て頂いたら分かる通り、真っ暗な中でLEDを点けたら文字盤を読むことができるようなクオリティのものではないです。このあたりがやはり1,000円の腕時計だなと感じてしまうところではあるのですが、その変わりと言ってはなんですが暗いところで自転車に乗っている時などは時報機能でなんとなくの時間を把握するようにしたりフロントライトで時計を照らして見たりもしています。

F-91W-1JFを購入してよかった点

実はチープカシオに出会う前に、自転車に乗る時用にG-SHOCK5600シリーズのブラックを購入しようかなと悩んでいたのですが、そこまでデジタル時計に大きな魅力を感じなかったことから二の足を踏んでいました。それに加えてG-SHOCK5600のブラックは留め具部分がシルバーなんですよね。せっかく全体をブラックにしているのにもったいないなぁと思うと同時に購入をする際のネックとなっていました。

そのためサイクリングをする時には時計を着けないことが多かったのです。外し忘れて着けながら自転車に乗っていた時には段差があると手首が痛いので、段差のたびに着けている方の手を少しハンドルから離したりして不便な思いをしていました。しかしF-91W-1JFを着けてサイクリングをしてみて、段差で痛くなることもないですし時間のチェックなども思い通りにできているので自転車での移動が格段に便利になっています。

またリーズナブルな価格で手に入れることができるので、高い腕時計とは違ってカスタマイズをしてみたいと思うモチベーションもアップしてきています。今は一緒に購入したチープカシオのバンドを変えるくらいのカスタマイズしかしていないのですが、F-91W-1JFでは文字盤の色を変えたり、文字と背景の色黒を反対にする文字盤の反転などもできるようなので、時間ができ次第トライをしてできればシックなブラックに変えてみたいなと思っています。

F-91W-1JFを購入して残念だった点

F-91W-1JFを始めチープカシオで残念だった点を挙げるは非常に難しいのですが、あえて挙げるとすればやはりLEDライトのチープさにあります。正直ついていてもついていなくても変わらないような機能なので、使わなければいいだけの話なのですが、このクオリティであれば最初からLEDライトは搭載していなくても良かったのにと思うこともあります。

また、毎時間00分になるとピピッと通知をしてくれる時報機能なのですが、昼間の時間だけ鳴るようにできればいいなぁと思うこともあります。夜寝ようかなとしている時に鳴ると少し邪魔だなと感じることがあるためです。と言っても他のデジタル時計で何時から何時までは時報機能を使うということができるものがあるのかは不明ですが。
※振動で通知するようなタイプはあるみたいですね。ただこの価格帯だと難しいのかなと思います。

ご紹介したおすすめチープカシオF-91W-1JF

購入時価格:966円（税込）

モジュール:593

日本発売開始:2013年(海外モデル:1991年)

機能:生活防水、LEDライト、アラーム、ストップウォッチ

本体重量:23g、ケース厚:8.5mm、ケース直径:35.2mm

電池寿命:7年で精度（平均月差が±30秒）

素材:合成樹脂

これまでF-91W-1JFについて詳細なレビューをしてみましたがいかがでしたでしょうか？もし気になる方がいらっしゃったら、ぜひチェックをしてみて下さいね。

特にamazonでは2,000円以下だと送料が掛かるようになってしまったので、細かい物を購入する際に送料無料にならない時にプラスをするアイテムとしてもおすすめですのでそのような時にもご利用になられてみて下さい。

その他に購入しているチープカシオのレビューやカスタマイズについての記事も今後アップをしていく予定ですので、今後もソライロマグをチェックなさってみて下さいませ。また、こんなチープカシオも試してみてほしいというご要望がございましたらfacebookページやInstagram、twitterなどからご連絡を頂ければ試させて頂いて、レビューをアップしますのでお気軽にお声掛け下さい！