MVNO・格安SIMに乗り換えて6ヶ月！FREETELの魅力をレビュー

スマホの回線をSoftBankから格安SIMと呼ばれるMVNOのFREETELに変えて6ヶ月が経過し、その魅力を存分に感じる事ができたので、現在3大キャリアと契約をしてスマホを使っていらっしゃる皆様にもご検討頂ければと思い、レビューをすることにしました。

携帯の回線については聞き慣れない単語や横文字も多く、複雑でよく分からないという方も多いのではないかと思いますので、そんな方にも分かりやすいようにご説明・ご紹介をさせて頂ければと思います。

今回は自分が利用しているFREETELというMVNO事業者の紹介をメインテーマにしていますが、そもそもMVNOって何？という方もいらっしゃるかもしれないので、簡単におさらいをしていきましょう。

MVNO・格安SIMとは

格安SIMと呼ばれているMVNOとは仮想移動体サービス事業者（Mobile Virtual Network Operator）の略称で、日本では3大キャリアと呼ばれるdocomo,au,SoftBankから携帯電話回線を借りて通信サービスを提供している事業者のことです。

簡単に言うとdocomoなどから電波を借りて、スマホユーザーに格安で電波を届けるサービスということになります。ですので普段皆様がお使いの携帯電話回線と同じものを使えて、料金は非常にリーズナブルにスマホを使うことができるサービスと言えます。

なぜ安くサービスを提供できるのか

おそらくMVNOや格安SIMについて始めて知った方の多くが疑問に思うこととして、なんでそんなに安く通信サービスを提供することができるのか？ということが挙げられます。

これには色々と要素があるのですが、一番大きな要因としては広告費・人件費などを極力掛けずに、価格を安くすることでサービスを選んでもらうという戦略を取っていることにあります。これはdocomoなどが全国各地に店舗を構え、テレビCMなどもバンバン流しているのに比べ、MVNOの店舗は少なくCM等も少ないことからご理解頂けるのではないでしょうか。

また、回線をキャリアから借りているため、電波を飛ばす施設を建設・メンテナンスする必要もない点も安くサービスを提供できる大きな要因ともなっています。

FREETELとは

FREETELというのは3大キャリアの中のdocomoから回線を借りて、運営しているMVNOの事業者です。実はこのFREETELは独自モデルのSIMフリーのスマートフォンを作っているメーカーでもあるんです。最初は機種も少なかったのですが、現在ではラインナップも増え、非常にリーズナブルでなかなか使えるandroid端末を提供しています。

また後述しますが、独自のかけ放題電話アプリを提供していたり、いくつかのアプリをデータ通信量無料で使えたりとMVNOの中でも特色のあるサービスを展開していることでも知られています。

FREETELの契約プランについて

FREETELの料金プランは大きく分けて2つの種類があります。その2つというのは、毎月固定金額の『定額プラン』と毎月の使用量によって料金も変わる『使った分だけ安心プラン』です。

定額プランというのは、あらかじめ使える容量を○GBと決めて、それに応じた金額を支払うもので、万が一設定した○GBを超えた場合には通信ができなくなります（追加で購入することも可能）。
使った分だけ安心プランというのは、契約時には使う容量を決めず、毎月のデータ使用量によって料金も変動する料金設定となっています。

このため毎月だいたい一定の通信量の方は定額プランを、月によってデータ使用量が変わってくるという方は使った分だけ安心プランをお選び頂いた方がよいかなと思います。しかし例えば3GBの使用料であれば、どちらのプランでも音声＋SMS付きで1,600円となります。このようにどちらのプランをお選び頂いてもデータ使用量が同じであれば料金も同じになるので、迷った方は使った分だけ安心プランを選んでおけば間違いがないかなとも思います。
※使いすぎてしまうと、料金が高くなってしまうので注意が必要ですが。

そして、各プランそれぞれ『データ通信のみ』と『データ通信＋SMS』、『データ通信＋SMS＋音声通話つき』の3つの中から選ぶ形となります。もちろん使えるものが増えると、料金も高くなるのですが、FREETELで契約したSIMで使うスマホがメイン機の場合には音声通話付きを選ぶ方が多いかと思います。もちろん音声通話をLINEやその他のアプリで行っているという方はデータ通信のみで契約することもできます。データ通信のみでの契約の場合には今までスマホで使っていた電話番号がなくなってしまうので注意が必要になりますよ。

詳しい料金表はFREETELの料金表から見ることができるので、よかったらチェックをしてみて下さい。

FREETELの魅力

それではFREETELを6ヶ月浸かってみて良かった点や魅力を具体的にまとめていきたいと思います。

とにかく安い

FREETELにする前はiPhoneをSoftBankでの契約で利用していたのですが、その時の月額が6,000円～8,000円くらいでした。

そしてFREETELでは使った分だけ安心プランで契約をし、月額が1,500円程度となりました。端末に関してはHUAWEIのP8 LiteというAndroidのSIMフリーの端末を契約時に購入していたのですが、端末代を24ヶ月で割ると2,000円くらいだったので、合計しても3,500円となり月に1,500円～3,500円も通信費を抑えることになっています。

月に3GB～5GBくらいのデータ通信量で通常は1,600円もしくは2,220円となるところ、6ヶ月間だけ月499円の値引きがあったので月1,100～1,700円で使えていました。6ヶ月が経過したため今後は通常料金になりそうですが、端末代を足しても月2,000円以上の通信費の抑制にはなりそうです。

また基本的に家でも仕事場でもWi-Fiに接続していて、音声通話つきで契約しているものの電話はほとんど使わないというのが前提です。Wi-Fiを使わずにスマホを使うともう少し使用量も増えるかと思うので、今キャリアで使用している通信量をチェックなさってみるといいかもしれませんね。

縛りなしでいつでも解約できる

この記事を読んでいらっしゃる方の中にキャリアで2年縛りの契約をしていて、他社に乗り換える時に違約金として10,000円近く支払をした経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか？また2年契約で自動更新されてしまうので、他社に乗り換えるタイミングを逃した・・・という方もいらっしゃるのではないかと思います。

しかしFREETELではそんなことは起こりえません。何故なら契約期間の縛りがなく、もちろん自動更新もないので、いつでも解約をすることができます。例えば契約をしたその場で解約をしたとしても違約金はかかりません。しかも手数料もかからないのです。
※MNPで電話番号をそのままに、他社へ乗り換える際には手数料が必要。詳細はFREETELのMNP転出についてをご覧ください。

通信料無料で使えるアプリも

現在FREETELでは無料で使えるアプリが複数あり、2016年の12月20日からは条件付きではあるものの多くの方が利用しているであろうアプリもデータ通信料無料で使えるようになります。その無料で使えるアプリというのがLINE,WeChat,WhatsApp,AppStore,ポケモンGOです。
12月20日から無料になるのはtwitter,facebook,facebook messenger,Instagramで、これらは定額プランの3GB以上を契約の場合に無料になるようです。