チープカシオのベルト交換!簡単カスタムで革ベルト仕様に大変身
ソライロマグではこれまでに、安くてオシャレで機能的な腕時計のチープカシオをご紹介していますが、今回はチープカシオのベルト交換方法について紹介をしていきたいと思います。
今までに腕時計のベルト交換の経験がない方であっても、作業時間が5-10分程度と非常に簡単で、慣れてしまえば1・2分あれば交換できるようになりますので、ベルト交換は難しいのでは?という印象を持っていた方も、お気に入りのチープカシオでベルト交換にチャレンジしてみて下さいね。
今回のベルト交換はチープカシオの中でも、ベルトをバネ棒で留めているタイプを使用してご紹介します。記事の後半では、バネ棒式のチープカシオのおすすめもいくつか紹介していますので、合わせてチェックをしてみて下さいね。
使用するモデルと必要な道具
チープカシオのベルト交換方法の手順をご紹介する前に、今回使用したチープカシオと交換に使用したベルト、バネ棒を取り外すのに必要な道具についてご紹介しておきます。
A-158WEA-9JF
参考価格(税込):1,598円
モジュール:593
日本発売開始:2014年
機能:日常生活防水、LEDライト、アラーム、ストップウォッチ
本体重量45g、ケース厚さ8.2mm、ケース直径36.8×33.2mm
電池寿命:7年で精度(平均月差が±30秒)
素材:ステンレス
今回は使用する交換ベルトにダークブラウンをチョイスしたので、カラーの相性がいい文字盤がゴールドのモデルを使用しましたが、同デザインで文字盤がブラックのA158WA-1JFもあります。もちろん、A158WA-1JFでもダークブラウンの交換ベルトを使用してもオシャレだと思いますので、お試しになられてみて下さいね。
本革製 クロコダイル型押し ダークブラウン 18mm
参考価格(税込):680円+送料200円
カラー:ダークブラウン
ベルト幅:18mm
長さ:125mm/75mm
厚さ:約6mm(最厚部)
素材:本革
交換用のベルトとしては、amazonで購入可能な非常にリーズナブルな革製のベルトを使用しました。高級な腕時計用に使える程高級感があるかと言われるとどうかな・・・と思ってしまう部分もありますが、チープカシオの雰囲気を変えて楽しむ分には幅広いモデルで使えて重宝するかと思いますので、気になった方は上のリンクからチェックしてみて下さいね。
バネ棒外し
参考価格(税込):530円
備考:替え先のみ交換可能
使用用途:時計ベルト交換・Dバックル脱着
バネ棒式の腕時計のベルト交換にはバネ棒外しという道具が必要になるのですが、先程ご紹介した革製の交換用ベルトには標準でバネ棒外しが付属していました。バネ棒外しが付属していない場合には、500円程度で購入することができますので、作業前に準備なさって下さいね。
それでは次の項目から、チープカシオのベルト交換について、手順を追いながら画像つきで詳しくご紹介をさせて頂きます。
手順1.バネ部分を確認する
まず始めにベルトが留められているバネ棒のバネ部分を確認します。
今回ご紹介しているステンレスモデルでは、文字盤のあるケースとベルトとの接続部分に凹みが作られていてバネ棒のバネ部分を触りやすい仕様となっています。標準で革ベルトとなっているモデルについては、接続部分の革を少し左右どちらかに寄せればバネが見えるかと思います。
ちなみに、バネ部分は左右にあり、両方とも取り外すことができますので、取り外し作業のやりやすい方でお試しください。
手順2.バネ棒外しを引っ掛ける
次に、必要になる道具で紹介をしたバネ棒外しを利用し、バネ棒を腕時計のケースから取り外します。
バネ棒式の腕時計・チープカシオの場合には、上記の写真のように先が2股になっている方を使用します。
手順1で確認したバネ棒のバネ部分に、2股になっている方のバネ棒外しを引っ掛けます。そして、この写真のように右側のバネの場合には左側にバネを縮ませることで、バネ棒が外れ留められている腕時計のベルトが外れます。
※左側のバネから外す場合には、右側に縮ませて下さいね。
手順3.分解したパーツを確認
2つのベルトを外すと下記のように5つのパーツに分解をすることができます。
分解されたパーツとしては、2本のベルトと文字盤のついた時計の本体であるケース、2本のバネ棒となります。バネ棒は小さくて紛失してしまうこともありますので、ご注意下さい。また小さなお子様がいらっしゃるご家庭では間違って飲み込んでしまう可能性もありますので、お子様のいらっしゃらない場所で作業をすることをオススメします。
ちなみにバネ棒のバネの部分はこのような形となっています。先の方に凸があり、そこにバネ棒外しを引っ掛けることで、バネを縮められるような仕組みになっているんです。
手順4.バネ棒を取り付ける
次に交換用のベルトを2つ取り付けてチープカシオのベルト交換が完了となります。
上記の写真のようにバネ棒をベルトに通し、まず片方をケースに取り付けてから、もう片方のバネ部分を縮めてケースに取り付けると比較的簡単に作業をすることができます。
ベルト取り付けの際にもバネ棒外しを使用しても良いですが、手でも作業が可能ですので、お試しになってやりやすい方を選択されると良いでしょう。
チープカシオカスタムのビフォー・アフター
最後に今回使用したチープカシオA-158WEA-9JFのベルト交換前と交換後の違いをご紹介します。
こちらがベルト交換前のA-158WEA-9JFです。ステンレス製でデフォルトの状態でもレトロさがあり、色々な場面・コーディネートで使えるオシャレさがありますよね。何より文字盤部分のゴールドが懐かしさを感じさせるデザインで、人気を集めているモデルでもあります。
そしてこちらが、革ベルトに交換した時の様子です。必要になる道具の時にも紹介したように、高級感のある革ベルトである訳ではないのですが、レトロな文字盤と相性が良くA-158WEA-9JFのオシャレさの幅を広げられるような印象となっています。
バネ棒式モデルのおすすめチープカシオ
今回参考用に使用したA-158WEA-9JF以外にも、チープカシオにはたくさんのバネ棒式のモデルが用意されていて、今回紹介したベルト交換の方法を活用することができますので、合わせてチェックをなさってみて下さいね。
A158WA-1JF
購入時の価格:936円(税込)
モジュール:593
日本発売開始:2010年
機能:日常生活防水、LEDライト、アラーム、ストップウォッチ
本体重量45g、ケース厚さ8.2mm、ケース直径36.8mm
電池寿命:7年で精度(平均月差が±30秒)
素材:ステンレス
今回使用したA-158WEA-9JFの文字盤がブラックになったモデルで、1,000円以下で手に入れることができるチープカシオとして人気を集めているモデルです。今回はブラウンの革ベルトを使用しましたが、ブラック系の革ベルトを使用してもオシャレになるのではないでしょうか。
MTP-1175E-9AJF
参考価格1,690円
モジュール:1332
日本発売開始:2007年
機能:日常生活防水
本体重量39g、ケース厚さ8.7mm、ケース直径42.5×36.0mm バンド幅:18mm
電池寿命:2年で精度(平均月差が±20秒)
ケース素材:真鍮(IP処理) バンド:カーフレザー
アナログモデルのチープカシオで人気を集めているモデルです。最初についているのも革ベルトではありますが、デザインがレトロというよりは少し違和感のある革デザインであるため、amazonのレビューなどでもベルト交換をしてオシャレに仕上げられている方が多いかなという印象です。
F-200W-1AJF
参考価格:1,274円(税込)
モジュール:3233
日本発売開始:2002年
機能:日常生活防水、LEDライト、アラーム(スヌーズ)、ストップウォッチ、デュアル時計
本体重量:27.3g、ケース厚:11.5mm、ケース直径36.8mm
電池寿命:10年で精度(平均月差が±30秒)
素材:樹脂
スポーティなデザインで人気を集めているチープカシオがF-200W-1AJFです。今回使用した革のベルトには合わないかと思いますが、ナイロン製のベルトに交換をしてさらにスポーティな印象にして、アウトドアやランニングなどに使用するというのもおすすめです。
MQ-24-1B2LJF
参考価格(税込):1,382円
機能:日常生活防水
本体重量:18g、ケース厚:7.8 mm、ケース直径33.8 mm
男女問わず使用することができるアナログのチープカシオとして人気を集めているのが、MQ-24-1B2LJFです。デフォルトのベルトも文字盤のデザインとマッチしてオシャレではありますが、革はもちろんのことナイロン製のベルトにしてもオシャレな印象になりそうなモデルですよね。
また、文字盤がホワイトのMQ-24-7B2LLJFもバネ棒式のモデルとなっていますので、合わせてチェックをしてみて下さいね。
チープカシオのベルト交換のまとめ
今回はバネ棒式のチープカシオのベルト交換について解説をさせて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。今回ご紹介しているモデル以外にも豊富なラインナップがあるチープカシオですので、お気に入りのモデルと革ベルトを見つけて、ベルト交換にチャレンジをしてみて下さいね。
ソライロマグでは今後、チープカシオのベルト交換に使えるオシャレなベルトを紹介したり、チープカシオの他のモデルも紹介していく予定でいますので、facebookやtwitterなどで更新情報をチェックなさってみて下さいね。