Anker SoundCoreレビュー!amazonランキング2位のBluetoothスピーカー
今回は先日発表されたamazonランキング2016年版のオーディオ機器部門で数あるアイテムの中から堂々の2位を獲得した、AnkerのBluetoothスピーカーのAnker SoundCoreをレビューさせて頂きます。
このBluetoothスピーカーは2015年の11月に購入してから1年間使っていますが、実際に1年間毎日のように使っていて、ランキング上位を獲得するのが頷けるほどいいスピーカーとなっているので、手頃なBluetoothスピーカーやサブ機としてスピーカーをお探しの方はぜひこの記事を参考になさって下さいね。
Ankerって何を作っているメーカーなの?
Ankerというのは、2009年に中国出身の元Google従業員達が設立した中国の企業のことで、amazonでもロングセラーを続けているモバイルバッテリーのAnker PowerCore 10000などスマホやタブレットなどの周辺機器で人気を集めているメーカーでもあります。現在では日本だけでなく、欧米などでもそのリーズナブルな価格設定と確かな技術力で評判となっています。
もちろんモバイルバッテリーだけでなく、今回ご紹介をさせて頂いているBluetoothスピーカーやイヤホンなどにとどまらず、eufyというブランドで30,000円を切るロボット掃除機を展開するなど幅広いラインナップでガジェット好きの注目を集めている企業でもあるんです。
そんなAnkerの人気商品の一つがBluetoothのスピーカーで、防水機能を持ったモデルなどもあるのですが、今回はAnker SoundCoreというモデルをレビュー形式でご紹介をさせていただきたいと思います。
Anker SoundCoreの外観
こちらがAnker SoundCoreの外観デザインとなっております。ボタンなどが非常に少なく非常にシンプルなデザインが魅力のBluetoothスピーカーとなっています。またそのシンプルさによって直感的に分かる操作感もおすすめのポイントとなっています。シンプルなデザインなのでお家やお部屋のインテリアの雰囲気を選ぶことなく使って頂けるのも選ばれている大きな理由の一つとも言えるでしょう。
Ankerがこのような形のスピーカーを出す前からもBOSEなどからも同様のデザイン・コンセプトを持つBluetoothスピーカーを出していて、Ankerが出してからもリーズナブルな価格帯で同じようなスピーカーを色々なメーカーが数多く出すほど注目度の高いものとなっているんですよね。
画像を見て頂いたら分かってしまうかもしれませんが、素材が指紋や汚れが目立ちやすいデザインとなっているので、デザイン面では少し残念な部分でもありますね。
Anker SoundCoreの機能
ついているボタンはこちらの5つ。左から電源、音量を小さく、再生、音量を大きく、Bluetooth接続となっています。先ほども書いたのですが、UIがわかりやすく説明書が必要ないような作りになっているのもいいですよね。
そしてBluetoothペアリングボタンを長押しすることによって上記の画像のようにブルーのライトが点滅し始めます。点滅している状態でお手持ちのスマホやタブレット、PCなど音楽の入った端末のてBluetoothペアリング操作からAnker SoundCoreという項目を選択するとBluetoothペアリングが完了した音を鳴らしてくれます。
※一度ペアリングをした機器の場合には、ペアリングボタンを押すことなく端末上の設定だけでペアリングをすることができます。
そしてこのスピーカーの良いポイントとして、約20mの距離に端末があればペアリング可能であることが挙げられます。実際に自宅で使用している時に1階にスピーカーを、2階にスマホを置いて接続しても何の問題もなく音楽が流れ続けてくれました。一旦距離が離れるなどしてペアリングが切れてしまっても、再び近づくと自動的にペアリングしてくれるようになります。もちろんペアリングが途切れたときや再度繋がった時にも通知音で知らせてくれます。
また、ペアリング時のブルーのライトが赤の点滅になった場合には、電池残量が少なくなっていることを表してくれているということなのですぐに充電を開始することができるようになっています。
こちらはサイドの画像。上から充電状態、AUX端子、MicroUSB接続(充電用)、マイク端子となっています。ちなみにマイク端子がついているのですが、マイクは内蔵されていてハンズフリー通話をすることも可能となっております。
また再生可能時間は24時間(約500曲)の連続再生が可能。またiOS6以上搭載のiPhoneやiPadをペアリングしているとそれらの端末からスピーカーの電池残量を確認することができるようになっています。本当にかゆいところに手が届くというか、ユーザーの立場になって色々な設計がされていることがよく伝わってくる機能面の作り込みは素晴らしいの一言。
Anker SoundCoreを使ってみて感じた魅力
ここまでにも自分が感じた魅力を色々と述べてしまっていますが、まとめという形でAnker SoundCoreの魅力をお伝えさせて頂きます。
シンプルなデザイン
個人的にはメインで使うスピーカーではないため、色々と機能やボタンがつきすぎていてごちゃごちゃしているものでない方がよかったという意味でもこのシンプルなデザインは非常に大きな魅力でした。どんな部屋の雰囲気にも合ってくれるようなくれるので、お部屋の統一感を壊すことなくお使いいただけるのもポイントですよね。
軽い・そしてコンパクトなボディ
重量が358g、サイズが約165x45x54mmと非常に軽く・コンパクトなボディ設計となっています。このため家事をする時にキッチンに持っていって音楽を聞いたり、外出をする際にちょっとカバンに入れておくということもできるサイズ感も大きな魅力となっています。
充電が本当に長持ちしてくれる
説明書きには24時間連続再生とありましたが、体感値ではもっと長い間再生をしていられるように感じます。これだけ充電が持つのであれば外出の際、アウトドアなどでの活用にも便利に使えます。ペアリングをしているスマホなどの端末の方が先に充電がなくなってしまうので注意が必要ですけどね。
リーズナブルな価格帯
これだけの機能がついていて、使い勝手もよいBluetoothスピーカーが4,000円をきって3,999円(税込)で手に入れられるという点も大きな魅力でした。思わず使いみちもそんなにないのに2つ目3つ目の購入をしようかなと考えてしまったほど。
また何かをしながら音楽を聞く時やPCにつないでこのスピーカーを使っているので、音楽をガッツリ楽しむという使い方はしていないのですが、この価格帯のスピーカーでありそうな音の悪さについては一切感じることがなく、高音・低音ともにキレイにきくことができています。
Anker SoundCoreの残念なポイント
Anker SoundCoreの残念なポイントを探そうと思うと、なかなか難しいところなのですが、振り絞って出してみました。
ボディについた指紋や汚れが目立つ
電源をつけたり音量を調整したりする時や、持ち運びをする時にどうしても指紋などの汚れがついてしまうのですが、ボディの材質とブラックという色の関係で少し目立ってしまうのが気になるポイントでもあります。
通知音が少し大きい
電源のON/OFFの際やBluetoothのペアリングの際、電池残量が少なくなった時に通知音が鳴るのですが、その音が結構大きいのです。昼間などではあまり気にならないのですが夜に使っていたり、夜に電源を落とす時にはちょっと大きいかなと気になる時があります。
スマホ・タブレットの最小音量が大きい
スマホやタブレットでペアリングをして使用している時に、音を一番小さくしても少し大きいかな?と感じることがあります。PCに接続しているときはPCの音量を下の方まで下げれば音は小さくなるので、問題がなと言えばないのですが。
しかしこのような残念なポイントも個人的にはそこまで大きな問題ではなく、これからも使い続けていきたいと思うスピーカーの一つとなっていますし、このAnker SoundCoreが良かったので他のAnkerのスピーカーも試してみたいなぁと思っています。
Anker SoundCoreの詳細
購入価格:3,999円(税込み)
サイズ:約165x45x54mm
重量:約358g
カラー:ブラック・レッド・ブルー
連続再生時間:約24時間