防湿庫おすすめ6選と選び方!一眼レフ・レンズをカビから守る
これまでに初心者におすすめのAPSC-サイズの一眼レフや単焦点レンズのご紹介やレビュー、その他のカメラグッズのおすすめアイテムをご紹介してきましたが、今回は一眼レフやレンズの保管におすすめの防湿庫6点とその選び方について解説をさせて頂きます。
すでに一眼レフで撮影をされていて、交換用のレンズをお持ちの方であればご存知である方も多いかと思いますが、一眼レフカメラ・レンズは湿度に弱いという特徴があり、湿度の高い場所で保管をしてしまうと、内部にカビが生えてしまうことがあります。
カビが生えてしまうと、撮影の際に写真の中に映ってしまったり、ひどい場合には故障の原因となってしまうこともあります。一眼レフのボディや交換用レンズは高価でありますし、カビが生えてからの修理費用も安くはないので、不具合が出てしまう前に防湿庫を利用し快適な撮影環境をキープすることができるようにしておきましょう。
TOLIHAN NEWクリーンドライ・キャビ 56L
参考価格(税込):34,760円
外寸サイズ:400×384×520mm
内寸サイズ:398×320×440mm
容量:56L
重量:10kg
消費電力:16W
TOLIHAN NEWクリーンドライ・キャビの魅力
・見やすいデジタル湿度計を採用
・ 庫内、庫外両方の湿度を計測可能
・棚板の高さを自由に設定できる
防湿庫の定番ブランドの一つトーリ・ハンからクリーンドライ・キャビ 56Lをおすすめの防湿庫としてピックアップ。
小型なボディながらも一眼レフカメラ・レンズを12-15台収納することができる収納力が魅力。フロントについているデジタル湿度計は、庫内だけでなく庫外の湿度を計測することができる仕様となっていて、庫外の湿度が高い時には一眼レフやレンズの取り扱いに気を配ることができるのもおすすめのポイントと言えます。
また、2枚付属している棚板は自由な高さに調整をすることができるモデルですので、カメラやレンズのサイズ・数によって組み替えをすることができる点でもおすすめですよ。
残念ながらレンズマットなどの庫内収納品が付属しているタイプではないので、別売りのレンズ用マットなども合わせてご検討になられてくださいね。また、76L・107L・157Lと豊富にラインナップされているので、ご希望のサイズにぴったりの防湿庫をチェックしてみてくださいね。
東洋リビング オートクリーンドライ 77L
参考価格(税込):35,351円
外寸サイズ:423×611×408mm
内寸サイズ:417×522×344mm
容量:77L
重量:14kg
消費電力:110W
東洋リビング オートクリーンドライ 77Lの魅力
・光触媒による庫内のクリーン化
・庫内で充電できるコンセント付き
・庫内に取り付け可能なLEDバーライト付き
・透明スライド式引き出し棚を採用
・見やすいアナログ温湿度計
湿度から一眼レフやレンズを保護するだけでなく、光触媒を利用して庫内のクリーン化もしてくれる、東洋リビングのオートクリーンドライ77Lもおすすめの防湿庫としてピックアップしました。
光触媒のクリーン化の効果として、防カビ・浄化作用の他に脱臭や抗菌作用もあり、大切な一眼レフ・カメラをカビやホコリなどからしっかりと守ってくれる点が最大の魅力。
フロント部分にはアナログの温湿度計がついていて、電池交換不要で庫内の温度・湿度を測定することができます。また、デジタル版の温湿度計の方が見やすい!という方に向けてオプション品で提供されていますので、気になる方は合わせてチェックをしてみてくださいね。
その他には庫内に取り付けができるLEDバーライトが付属していたり、2枚付属している棚が透明でスライド引き出し式となっているので、カメラ・レンズの取り出しがしやすいというのもおすすめのポイントとなっております。
ハクバ E-ドライボックス KED-60
参考価格(税込):31,945円
外寸サイズ:W358×H590×D315mm
内寸サイズ:W356×H550×D310mm
容量:60L
重量:12kg
消費電力:15W
ハクバ E-ドライボックス KED-60の魅力
・ダイヤルを回すだけの簡単湿度設定
・オシャレで見やすいアナログ温湿度計
・丈夫なスチール製の本体・棚
・全面ガラスに強化ガラスを採用
ソライロマグでもご紹介をしていますが、カメラバッグ・カメラリュックなどでも人気を集めているハクバからは、E-ドライボックス KED-60をおすすめの防湿庫としてご紹介をさせて頂きます。
除湿ユニットについているダイヤルを回すだけで湿度の調整が可能で、稼働している時にはランプが点灯するという簡単な操作で使用することができる点が大きな魅力となっており、これまでに防湿庫・ドライボックスを使用したことがない方にもおすすめですよ。
また、オシャレで見やすいアナログの温湿度計や、丈夫なスチール製の本体・棚、強化ガラスを使用した全面ガラス、高さ調整が可能な2つの棚など、防湿庫に求められるスペックを高い基準でクリアしているアイテムの一つと言えます。
ハクバからは人気の防カビ剤もラインナップされていて、防湿庫内で併用をしたり、カメラ持ち運びの際にカメラバッグに入れておくことでさらに効果的にカメラ・レンズを守ることができるので、合わせてチェックをしてみてくださいね。
IDEX D-strage 60L
参考価格(税込):20,881円
外寸サイズ:W380×D390×H520mm
内寸サイズ:W376×D380×H445mm
容量:60L
重量:約10kg
消費電力:8W
IDEX D-strageの魅力
・リーズナブルな価格
・見やすいデジタル温湿度計
・操作しやすいデジタルパネル
・LED照明の庫内灯
・棚の高さを自由に調整可能
ここまでにご紹介している3つのブランドよりネームバリューには劣るものの、リーズナブルな価格と充実した機能性で、コストパフォーマンスに優れたIDEX D-strageもおすすめの防湿庫としてピックアップ。
20,000円に近い実売価格で販売されていながらも、ペルチェ除湿方式による効果的な湿度コントロールをしてくれます。IDEXはワインセラーを製造しているメーカーでもあり、防湿庫としてのクオリティの面でも安心してお使いいただけます。
見やすいデジタル式の温湿度計や、操作のしやすいデジタルパネルなども初めての防湿庫におすすめのポイントと言えます。そのほかには庫内にLED照明や棚の高さを調整できる使用となっていたり、スライド式でカメラ・レンズの取り出しやすい設計となっている点も大きな魅力ですよ。
Re:CLEAN 30L
参考価格(税込):10,800円
外寸サイズ:W290mm×H408mm×D320mm
内寸サイズ:W288mm×H350mm×D289mm
容量:30L
消費電力:3.5W
Re:CLEANの魅力
・リーズナブルな価格
・見やすいデジタル温湿度計
・安心の5年間メーカー保証付
・初心者にもおすすめの容量
コンパクトなサイズ・リーズナブルな防湿庫をお求めの方におすすめのモデルとして、Re:CLEAN 30Lをピックアップ。
10,000円という非常にリーズナブルな価格ながらも、デジタル式の温湿度計や自動湿度制御など機能面でも扱いやすい点でおすすめの一台となっています。また、聞きなれないブランドで心配・・・という方もいらっしゃるかと思いますが、5年間の保証がついているなど安心してお使い頂ける点も魅力の一つと言えるでしょう。
サイズは30Lのほかにも、これから一眼レフを始める方・始めたばかりの方におすすめの21Lや、レンズの本数が増えてきた方におすすめの50L・80Lもラインナップされていますので、Re:CLEANのラインナップ一覧よりお好みのサイズをチェックしてみてくださいね。
大石電機 AD-040 40L
参考価格(税込):30,000円
サイズ:横幅330×奥行320×高さ490mm
容量:40L
重量:9.74kg
消費電力:7W
大石電機 AD-040の魅力
・見やすい大きさのデジタル温湿度計
・取り出ししやすい引き出し式の棚
・棚の高さを自由に変更できる
・安心の7年間長期保証付き
amazonを中心に注目を集めているのが、大石電機のADシリーズの防湿庫です。
見やすい大きさのデジタル温湿度計や、カメラ・レンズの取り出しや収納がしやすく高さの調整もできる棚など機能面やカメラ・レンズの保管のしやすさでも定評のある一台となっています。7年間の長期保証もついていて、安心して使用できる点もおすすめのポイントと言えるでしょう。
ドライボックスという選択肢も
まだ一眼レフを始めたばかりでレンズが少なく大きな防湿庫は必要ないけれど、大切な一眼レフボディやレンズをカビやホコリからしっかりと守りたい!という方にはドライボックスという選択肢もあります。
これまでにご紹介している防湿庫と比較をすると、機能面では劣ってしましますが、一眼レフボディとレンズ1・2本の保管をされるのにおすすめできるアイテムで、価格も非常にリーズナブルに手に入れることができますので、ご検討の一つに加えてみてはいかがでしょうか。
おすすめのドライボックス
参考価格(税込):1,306円
外寸サイズ:W330×H135×D220mm
内寸サイズ:W250×H105×D175mm
容量:5.5L
重量:690g
付属品:乾燥剤(15g×2入)
HAKUBA ドライボックスNEOの魅力
・リーズナブルな価格
・人気の乾燥剤が付属している
・乾燥剤、パッキン付きの蓋
おすすめのドライボックスにはHAKUBAのドライボックスNEOをピックアップしました。1,000円台で購入可能なリーズナブルな価格と、乾燥剤やパッキン付きの蓋などドライボックスとしてのクオリティの面でも人気を集めているアイテムとなっています。
湿度計がついていない点が少し残念ではありますが、オプション品として1,000円未満で温湿度計も販売されていますので、しっかりと湿度を管理したい!という方は合わせてチェックしてみてくださいね。
防湿庫の選び方のポイント
一眼レフやレンズもさることながら、防湿庫についても決して安いアイテムではないため、どのアイテムを選んでいいか分からないという方も多いのではないでしょうか。そこで防湿庫選びに必要になる項目をご紹介させて頂きますので、参考になさってみてくださいね。
・現在必要になる容量より一つ大きなサイズを
・棚の数と種類
・湿度計の種類
・操作性のしやすさ
まず、防湿庫を選ぶ際のポイントになるのが容量です。現在お持ちの一眼レフの種類(サイズ)・と個数、レンズの大きさと個数などを考えた上で、ぴったりのサイズをお選びになるのではなく、ワンサイズほど大きなサイズでお探しになることをおすすめします。これは、今後一眼レフボディやレンズが増える可能性があることだけでなく、カメラ・レンズの取り出し収納がしやすくなるからという理由が挙げられます。
また棚の数や、スライド式であるかどうかも重要です。こちらもカメラ・レンズの取り出しや収納がしやすいかどうかというところに直結し、取り出しなどの際に大切なカメラ機材を傷つけないということにもつながります。
また湿度計の視認性の高さや、湿度調整の操作のしやすさについても検討するべきポイントと言えるでしょう。
防湿庫のおすすめまとめ
今回は一眼レフカメラやレンズなどのカメラ機材をカビやホコリから守るために必要な、防湿庫やドライボックスのおすすめアイテムをご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。
記事内でも書いていますが、カメラ機材の中でも安い買い物ではないものですので、当記事内の情報はもちろんのことメーカーサイトやamazonなどの販売サイトにあるレビューなどをしっかりとチェックし、ご要望に沿ったお気に入りの防湿庫を見つけてみてくださいね。
ソライロマグでは今後もカメラ関連のおすすめアイテムの紹介やレビューをしていく予定でいますので、facebookやtwitterなどで更新情報をチェックなさってみてくださいね。