ロードバイク用チェーンロック・ケーブルロックのおすすめ6選
ロードバイクやクロスバイクなどの高級自転車を購入する時・購入後に、注意をしなければいけないことの一つとして自転車の盗難が挙げられます。ロードバイク用におすすめのU字ロックを紹介した記事でも書きましたが、東京都だけでも1年間に5万件以上の自転車盗難認知件数があり、1日に100件以上も自転車盗難が起きていることになります。
もちろん全ての自転車がロードバイク・クロスバイクなどの高級自転車というわけではないですが、あくまでも東京都のみで、しかも認知件数でこの数字ですので、全国に範囲を広げたり警察に相談されていないものを含むともっと件数が増えることになります。
そんな自転車盗難から、愛車であるロードバイクやクロスバイクを守るためには、最低限のこととしてダブルロック・2重ロックが必要になります。その2重ロック用として、U字ロックと合わせてご検討頂きたいおすすめのチェーンロック・ケーブルロックをご紹介していきます。
現在、ロードバイク・クロスバイクにお乗りの方だけでなく、暖かくなってから購入を検討されている方も必見の情報となりますので、ぜひ参考になさってみてくださいね。
ABUS STEEL-O-CHAIN 880
参考価格(税込み):5,280円
サイズ(長さ):1,100mm
サイズ:(太さ):7mm
重量:1,900g
STEEL-O-CHAIN 880の魅力
・高強度のスチールを使用している
・ドリルプロテクション機構付き
・安心のABUSブランドである
・肩からかけて持ち運べる長さ
おすすめのU字ロックでも2つのアイテムをご紹介したABUSからは、STEEL-O-CHAIN 880をおすすめのチェーンロックとしてご紹介。
高強度が魅力のABUSのスペシャルスチールを使用しており、1,100mmという長さで太さが7mmでありながらも2kgを切る重量を実現しているモデルです。盗難防止性能を考えてこのような重い重量となってしまっていますので、持ち運びが大変そう・・・という印象ではありますが、肩からかけて持ち運びができるサイズなので、バッグ・カバン等の場所を取らずにすむというのもポイント。
また、駐車時にはその長さを活かして地球ロックをすることができるので、安心して自転車から離れることができるというのも魅力の一つでしょう。
ABUS BORDO LITE 6050
参考価格(税込み):8,390円
サイズ(長さ):850mm
サイズ(太さ):5mmブレード
重量:850g
BORDO LITE 6050の魅力
・850gという軽量性を実現
・コンパクトに折りたたみが可能
・持ち運びが楽なフレームマウント付き
・リンクプロテクションシールドを採用
先ほどSTEEL-O-CHAIN 880をご紹介したABUSからは、ブレードを連結させた多関節ロックのBORDO LITE 6050もおすすめのロードバイク用ロックとしてご紹介。
持ち運びが楽な850gという軽量性と、コンパクトに折りたたみをすることができる点が大きな魅力。また、フレームに取り付けが可能な専用マウントが付属しており、持ち運びの際にカバン・バッグに入れる必要がない点もおすすめのポイントと言えるでしょう。
盗難防止性能としては、ピッキングがしにくいシリンダーとなっていたり、アーム連結部分にリンクプロテクションシールドを採用している点がポイント。またコンパクトに折りたたみができるモデルながら伸ばせば850mmという長さがあるので、地球ロックも可能なロックとなっています。
ABUS BORDO COMBO LITE
参考価格(税込み):9,500円
サイズ(長さ):850mm
サイズ(太さ):5mmブレード
重量:650g
鍵の仕様:ダイヤル式
BORDO COMBO LITEの魅力
・650gという軽量性を実現
・コンパクトに折りたたみが可能
・持ち運びしやすいマウントが付属
・リンクプロテクションシールドを採用
・キーレスのダイヤル式の鍵である
BORDO LITE 6050のダイヤル式モデルであるBORDO COMBO LITEも、おすすめのロードバイク用ロックとしてご紹介。
BORDO LITE 6050と同様にコンパクトに折りたたみができマウントが付属していたり、リンクプロテクションシールドを採用していたりと持ち運び・盗難防止性能共に高いクオリティとなっている多関節ロックです。
BORDO LITE 6050との違いとしては、鍵の仕様がダイヤル式となっていてキーレスである点と、重量がさらに軽量な650gとなっている点にあります。2重ロック・3重ロックをする際に鍵ばかりになるのが不便・・・と思われる方におすすめのアイテムと言えるでしょう。
ABUS STEEL-O-FLEX IVERA
参考価格(税込み):6,980円
サイズ(長さ):1100mm
サイズ(太さ):22mm
重量:950g
STEEL-O-FLEX IVERAの魅力
・1kg未満の950gという軽量性
・シールドシェル構造で柔軟な使い方が可能
・自転車を傷付にくいカバーを採用
・ピッキングに強いシリンダーを採用
ABUSからはスチールシールドを採用したシェルロックのSTEEL-O-FLEX IVERAも、おすすめのロードバイク用ロックとしてご紹介。
1kgという軽量性を実現しており、1100mmという長さのモデルなので持ち運びの際にはカバン・バッグに入れずに肩から掛けてロードバイクに乗ることも可能です。また、駐車時には自転車のフレームなどに傷がつかないようなカバーが採用されているので安心です。
盗難防止性能としては、ピッキングをしやすいシリンダーを採用している点や、太さが22mmある点で安心してお使い頂けるかと思います。また柔軟に折り曲がってくれるので、様々な場所で地球ロックすることができる点もおすすめのポイントとなっています。
knog KRANSKY CABLE LOCK
参考価格(税込み):6,088円
サイズ(長さ):880mm
サイズ(太さ):22mm
重量:1,000g
KRANSKY CABLE LOCKの魅力
・低反発のスチールケーブル採用
・表面がシリコン製で傷がつきにくい
・フレームに取り付け可能なブラケット付き
オシャレなサイクルアクセサリーを提供しているknogからは、KRANSKY CABLE LOCKをおすすめのロードバイク用ロックとしてピックアップしました。
ワイヤー内蔵タイプのロックで、一見するとボルトカッターで簡単に切れてしまいそうなボディとなっていますが、低反発のスチールケーブルを編み込んでおり、ケーブルの形が変形することによって力を吸収しカットしにくい仕様となっている点が魅力。
また表面をシリコンで覆っていることによって、駐車時・ロック使用時に自転車のフレームなどに傷をつけない点もおすすめのポイント。フレームに取り付け可能なブラケットも付き、持ち運びが楽であるのも人気のアイテムとなっております。
DOPPELGANGER ダイヤルコンボリフレクトチェーンロック
参考価格(税込み):1,336円
サイズ(長さ):1100 mm
サイズ(太さ):6mm
重量:約885g
鍵の仕様:ダイヤル式
ダイヤルコンボリフレクトチェーンロックの魅力
・1,500円を切るリーズナブルな価格
・肩掛けで持ち運びをすることができる
・885gという軽量製を実現
・100,000通りのパスワード設定が可能
・表面カバーにリフレクター素材を採用
リーズナブルな価格でサイクルアクセサリーやアウトドアアイテムなどを提供しているDOPPELGANGERからは、ダイヤルコンボリフレクトチェーンロックをおすすめのロックとしてご紹介。
1,500円を切るリーズナブルな価格でありながらも、100,000通りのパスワード設定が可能なダイヤル式のロックを採用していたり、地球ロックが可能な1100mmという長さを実現している点が魅力となっています。
また、肩掛けをして持ち運びをすることができるサイズであることや、表面カバーにリフレクター素材を採用し、夜間の走行時に車などにしっかりとアピールし安全に走行できるようになっている点もおすすめのポイントですよ。
ロードバイク用チェーンロックの選び方
これまでに6点のチェーンロック・ケーブルロックなどをご紹介してきましたが、どのロックを選んだらいいのかや2重ロック・3重ロックする際にどのような組み合わせがいいのか、ということをお悩みのサイクリストも多いのではないでしょうか。
そこで今回、ソライロマグではロードバイク用のロックの選び方のポイント・どのような組み合わせをすべきかということをご紹介させていただきますので、おすすめアイテムの中からチョイスしていく際に参考にしてみてくださいね。
・重量、サイズ
・持ち運びのしやすさ
・鍵(シリンダー)の仕様
・地球ロックができるか
・ロックを破壊する工具の種類を考慮
重量やサイズについては小さく軽いものですと、盗難防止性能に劣ってしまうことが多いため、両者のバランスを考えながらロックをお選びになることをおすすめします。
チェーンロックなどの持ち運びのしやすさについては、今回ご紹介したおすすめアイテムにあるように、フレームに取り付けられるマウントが付属しているものや、肩掛けをして持ち運びをすることができるようなアイテムをお選びになられる方が良いでしょう。というのは、やはり重くカバンがかさばるものですと、近い距離だから持っていかなくてもいいか・・・という油断が盗難につながる可能性が高いからです。
また、シリンダーの仕様や地球ロックが可能かどうかも重要です。特に地球ロックについては非常に大切な項目です。これは、どんなに頑丈な鍵をつけていても、地球ロックをしない状態ですと、とりあえず自転車を鍵つきで移動させて人のいないところで時間を掛けてロックを破壊するということができてしまうためです。
そして、ロックを破壊するための工具が一つの種類でできてしまう組み合わせを選ぶのではなく、複数の工具(できれば大きな工具)が必要になるロックの組み合わせにされることをおすすめします。そうすることで、ロック破壊に時間がかかるので、盗難をする前にためらいを持たせることができますよね。
このように盗難する人に少しでも面倒だな・・・という印象を与えることによって、盗難に遭う確率がグンっと下がることにつながりますので、駐車時に少しの手間を掛けて盗難を防止していきましょう。
ロードバイク用チェーンロックのおすすめまとめ
今回は、ロードバイク用のロックの中でU字ロック以外のチェーンロックやケーブルロック、多関節ロックをご紹介して参りましたが、いかがでしたでしょうか。
ロードバイク・クロスバイクをお乗りの場合には、多くのお金と時間をお使いになられている方が非常に多いかと思います。そのように大切にされている愛車を盗難から守り長い間ロードバイクを楽しめるようにするためにも、ロック選びはもちろん、ロックの方法についてもしっかりと検討し、最適な方法を見つけていってみてくださいね。
ソライロマグでは、今後もロードバイクなどのスポーツ自転車に関するおすすめの情報やアイテムをご紹介していく予定でいますので、facebookやtwitterをフォローして頂き更新情報をチェックなさってみてくださいね。