バス釣り用スピニングリール9選!1万円以下で初心者におすすめ
バス釣り初心者に向けておすすめのスピニングロッドをご紹介させて頂きましたが、今回はそのロッドにおすすめのスピニングリールを9点厳選してご紹介をさせて頂きます。今回も1万円で購入可能なモデルばかりで、5,000円以下で購入することができるようなエントリーモデルもご紹介をしています。
これからバス釣りを始めようとされている方だけでなく、釣具屋さんで購入できるようなロッドとセットなどがセットになったものを使っていて、ステップアップのために買い替えをご検討中の方も参考にして頂けるかと思います。
また、記事の最後にはバス釣り用のスピニングリールを選ぶ上でチェックすべき項目など、今回ご紹介させて頂く中から最終的に購入するモデルを決定するために、お役立て頂けるような情報もご紹介をしておりますので、ぜひ最後までご覧になられてみてくださいね。
シマノ アリビオ 2000
参考価格(税込):2,905円
ギア比:5.2:1
最大ドラグ力:3.0kg/29.4N
糸巻き量(ナイロン号-m):2-150/2.5-120/3-100
スプール寸法:45/14.5mm
ベアリング数(ボール/ローラー):1/1
重量:265g
アリビオ 2000の魅力
・リーズナブルな価格である
・安心のシマノクオリティ
・2号の糸つきである
日本の釣り具2大ブランドとして知られているシマノからは、最安価モデルのアリビオ2000をバス釣り初心者におすすめのスピニングリールとしてピックアップ。
最大の特徴は3,000円を切る非常にリーズナブルな価格にあります。エントリーモデルということもあり、上位機種などと比較をするとベアリング数や最大ドラグ力などのスペックは見劣りをしてしまいますが、バス釣り用のスピニングリールとして必要最低限のスペックが確保されており、安心のシマノクオリティであるという点がポイント。
しっかりとバス釣りを楽しみたいという方には、もう少し上のグレードのモデルをおすすめしたいところではありますが、長く続くか不安・・・という方やあまりお金を掛けられないという学生さんなどにはおすすめです。
また、最初からナイロンの2号糸が付属してはいますが、1,000円から2,000円程度で購入可能なフロロカーボン・ナイロンの糸に、早めに交換をされることをおすすめさせて頂きたいと思います。同じグレードのアリビオ2500をお選び頂いてもいいのですが、付属糸が3号と非常に太いので購入後にすぐ糸を変えることを考えると、2000をお選び頂いた方がすぐに使えるという点ではよろしいかと思います。
シマノ エアノス 2000
参考価格(税込):3,684円
ギア比:5.0
最大ドラグ力:4.0kg
糸巻き量(ナイロン号-m):2-150、2.5-125、3-100
糸巻き量(フロロ号-m):2-120、2.5-105、3-85
スプール寸法:45/14.5
ベアリング数(ボール/ローラー):2/1
重量:265g
エアノス 2000の魅力
・リーズナブルな価格
・安心のシマノクオリティ
・トラブルの少ないスプール
先ほどアリビオをご紹介したシマノからは少しだけスペックの上がった、エアノスも初心者におすすめのスピニングリールとしてご紹介をさせて頂きます。
特徴としては、シマノ独自の加工技術を活かしたAR-Cスプールを採用しており、エントリークラスのスピニングリールで起こりがちなライントラブルを低減しつつ、飛距離を伸ばし軽量化を実現している点にあります。もちろんシマノ製で安心できるという点もおすすめのポイントです。
今回は糸のついていないモデルをご紹介させて頂いておりますが、同じ金額で糸付きのモデルもラインナップされています。ただ、アリビオ同様になるべく早めにフロロカーボン・ナイロンのしっかりとした糸に交換された方がいいかと思いますので、とりあえず1,2回は付属糸で練習をしたい、という場合には付属糸のついたエアノス2000をお選びください。
シマノ セドナ 2500S
参考価格(税込):4,881円
ギア比:5.0
最大ドラグ力:4.0kg/39.2N
糸巻き量(ナイロンlb-m):5-110、6-95、8-70
糸巻き量(フロロlb-m):4-130、5-100、6-80
スプール寸法:45/14.5
ベアリング数:3/1
重量:260g
セドナ 2500Sの魅力
・操作性に優れた軽量感
・AR-Cスプール採用でトラブル低減
・安心のシマノクオリティ
先ほどご紹介したエアノスよりベアリング数を1つ増やし、さらに軽量化されたモデルとしてバス釣り初心者におすすめをしたいのがシマノのセドナ2500Sです。
ベアリング数が1つ増えていることで、さらに巻きの力をダイレクトに伝えることができ、スムーズに糸を巻いていくことができるという点が魅力となっています。また自重の軽量化という上位モデルのコンセプトを継承しており、260gという重量を実現している点もおすすめのポイント。
5gで変わるのか?と思われるかもしれませんが、長時間の釣行ではこの差が体への負担を低減してくれる他、アクションのしやすさという点で違いにつながることもありますので、予算に少し余裕があるという方にはセドナ2500Sをお選びになられることをおすすめしたいと思います。
その他の特徴としては、エアノスと同じくAR-Cスプールを採用しており、ライントラブルを低減したり飛距離を伸ばせたりというメリットもあります。
シマノ ナスキー 2500
参考価格(税込):8,338円
ギア比:5.0
ドラグ力:9.0kg
糸巻き量(ナイロン号-m):2-170、2.5-150、3-120
糸巻き量(フロロ号-m):2-140、2.5-125、3-100
スプール寸法:46.5/14.5
ベアリング数:4/1
重量:250g
ナスキー 2500の魅力
・巻き心地のいいHAGANEギア採用
・高い防水性能を実現
・コスパに優れたエントリーモデル
今回ご紹介をさせて頂いているエントリーモデルの中では、スペックも高く長い間ご愛用頂けるアイテムである、ナスキー2500もバス釣り初心者におすすめのスピニングリールとしてご紹介。
これまでにご紹介したモデルが5,000円以下であることを考えると少し金額差がありますが、巻きごこちが良くビッグバスとのファイトも楽しめるHAGANEギアを採用していたり、高い防水性の王に優れているコアプロテクトを採用していたりと買い換えることなく長く愛用できるという点で、コストパフォーマンスに優れているスピニングリールであると言えます。
一番最初のリールで他のアイテムも充実させたいのでここまでの金額を出すには抵抗がある・・・という方には型落ちモデルではありますが、6,000円程で購入可能な13 ナスキー 2500もおすすめですので、合わせてチェックをしてみてくださいね。
ダイワ リバティクラブ 1500
参考価格(税込):4,670円
ギア比:4.7
ドラグ力:2kg
糸巻き量(ナイロン号-m):1.5-130、2-100
スプール寸法:
ベアリング数:3/1
重量:265g
リバティクラブ 1500の魅力
・ライントラブルを低減する機能
・安心のダイワクオリティ
・オシャレなレッドが入ったデザイン
シマノと並びそのクオリティの高さで定評のある釣り具ブランドのダイワからは、エントリーモデルのリバティクラブ1500を初心者におすすめのスピニングリールとしてご紹介。
これまでに釣りをされたことがないバス釣りビギナーにとっては、スピニングリールであってもライントラブルを起こしがちです。そのライントラブルを低減するために、バッククラッシュを低減するABSⅡや糸よれを低減するツイストバスターを採用している点が大きな魅力。
また、滑らかなリーリングを可能にするデジギヤIIや、オシャレなレッドラインの入ったデザインなどもおすすめのポイント。2017年にリリースされたモデルでありまだ金額が落ち着いていないので、もう少し安いモデルをお探しの方には前モデルもおすすめですので、合わせてご検討になられてみてくださいね。
ダイワ クレスト 2000
参考価格(税込):4,379円
ギア比:4.7
ドラグ力:2kg
糸巻き量(ナイロンlb-m):6-190/8-150
糸巻き量(PE号-m):0.8-230/1-200
ベアリング数:4/1
重量:240g
クレスト 2000の魅力
・高い回転性能を実現
・ライントラブルを低減する機能
・安心のダイワクオリティ
リバティクラブよりも15gの軽量化を実現し、ベアリングを1つ増やしたクレスト2000もバス釣り初心者におすすめのスピニングリールとしてご紹介。
240gという軽量でありながらも耐久性に優れ、滑らかなリーリングを可能にしているデジギヤIIを採用。またバッククラッシュや糸よれを低減する機能も含まれていて、釣り初心者がストレスをストレスを感じることなく釣行をすることができるような仕様となっています。
エントリーモデルながらも充実したクオリティで長い間ご愛用頂けるモデルであり、デザイン面でもゴールドをあしらった高級感を感じさせてくれるので、ご検討頂く価値のあるスピニングリールであると言えるでしょう。
ダイワ レブロス 2000
参考価格(税込):5,677円
ギア比:4.8
ドラグ力:2kg
糸巻き量(ナイロン号-m):2-150/3-100
糸巻き量(PE号-m):1-200/1.5-150
ベアリング数:4/1
重量:225g
レブロス 2000の魅力
・ラインブレイク防止のトーナメントドラグ
・ライントラブルを防ぐ機能
・225gという軽量性を実現
これまでにご紹介をしたダイワのスピニングリールにプラスで1,000円の予算がある方におすすめしたいモデルがレブロス200です。
リバティクラブ・クレストと同様にライントラブルを防いでくれるABSⅡやツイストバスターIIを採用。魚の動きに合わせてドラグを滑らかに作動し、ラインブレイクを防ぐトーナメントドラグも搭載されビッグバスとのファイトも可能にしています。
また、225gという軽量性を実現しワームなど軽量でアクションが求められるルアーを使うことの多い、スピニングリールの操作性を格段に向上させられる点もおすすめのポイントとなっております。
ダイワ エクセラー 2004
参考価格(税込):8,985円
ギア比:4.8
ドラグ力:2kg
糸巻き量(ナイロンlb-m):3-140、4-100
糸巻き量(PE号-m):0.6-100
ベアリング数:4/1
重量:250g
エクセラー 2004の魅力
・防水、耐久性に優れるマグシールド採用
・滑らかなドラグを実現するATDを採用
・スムーズな回転、巻き感度のエアローター採用
これまでにご紹介をしたダイワの3モデルよりもさらにスペックアップをした、エクセラー2004も初心者におすすめのバス釣り用スピニングリールとしてご紹介。
魅力の項目でも記載をしている通り、防水・耐久性に優れるマグシールドの採用や滑らかなドラグを実現するATD(オートマチックドラグシステム)、スムーズな回転で巻心地の良さを感じられるエアローターを採用するなど、おすすめの機能が満載のスピニングリールとなっています。
2017年1月にリリースされたばかりのリールであるため、まだ金額にお手頃感がないのですが、それでも長期的なことを考えるとコストパフォーマンスの良いアイテムと言うことができるかと思いますので、予算に少し余裕のある方はぜひご検討になられてみてくださいね。
アブガルシア Cardinal STX2500S
参考価格(税込):5,773円
ギア比:5.1:1
最大ドラグ力:6.4kg
糸巻き量(ナイロン):6lb/1.5号-100m
糸巻き量(PE):6lb/1.5号-100m
スプール寸法:0.8号-140m
ベアリング数:5/1
重量:275g
Cardinal STX2500Sの魅力
・スムーズなリーリングを実現
・カラーの違う替えスプール付属
・高級感のあるデザイン
スウェーデンの人気釣り具ブランドアブガルシアからは、エントリーモデルの中でもスペックの高いCardinal・カーディナルSTXを、おすすめのバス釣り用スピニングリールとしてご紹介。
ベアリングが5つ搭載されているモデルで、スムーズで快適なリーリングを実現している点が最大の魅力となっているモデルです。5,000円台で購入可能である点を考えると非常にコストパフォーマンスの良いスピニングリールと言えるでしょう。
また、アブガルシアらしい高級感のあるデザインや、カラーの異なる替えスプールが付属している点もおすすめのポイント。デザインを変えることができるだけでなくメンテナンスの頻度を上げることができるので、長い間愛用することができるようになるというメリットもあります。
バス釣り用スピニングリールの選び方
ここまでにおすすめのスピニングリールをご紹介させて頂きましたが、これからバス釣りを始める・始めたばかりの方にとっては、上記のようなスペックを見てもよく分からない・・・という方も多いのではないでしょうか。
そんな方のためにスピニングリールの選び方の指標となるポイントについていくつかご紹介をさせて頂ければと思います。
ドラグとは
ドラグというのは、ラインが魚などに引っ張られた時にラインブレイク(糸が切れること)や竿が折れてしまうことを防止するために、少しずつ糸を出してラインテンション(糸の張り)を緩めることを言います。
そして、スピニングリールの商品紹介の項目として取り上げた最大ドラグ力というのは、引っ張る力がかかった時に何kgまでラインを引き出させずに済むかというものです。
つまり、この最大ドラグ力が強ければ強いほど、ラインが引っ張られた時にラインが緩まないということになるのですが、ドラグ力が強くてもラインが弱ければラインブレイクしてしまいますし、ロッドが弱ければロッドが折れてしまうのでそこまで大きく意識する必要はないかと思います。
どちらかと言うと、ドラグを調整したポイントでしっかりスムーズに出してくれるか?というクオリティの方が重要になるかと思いますので、ドラグが気になる場合は最大ドラグ力よりもドラグの機能面に注目したり、実際に釣り具屋さんに足を運んでラインがついているものがあれば、触らせてもらった方が良いかもしれませんね。
ベアリングの数
ベアリングの数・ベアリングがついている場所についてはリーリング(リールを巻く)をスムーズにできるか?というのの一つの目安となるものです。
もちろんベアリングが多ければ多いほど良いとされますが、ものすごく大きな差が生まれるかというと疑問を感じるので、そこまで大きな要素とはならないかもしれません。リーリングの心地よさについても、お近くに釣具屋さんがある場合には手に取ってみるのもおすすめですよ。
スプールの溝の浅さ・深さ
スピニングリールを選ぶ上で参考にして頂きたいポイントの一つが、スプールの溝の浅さ・深さにあると思います。スプールというのは糸を巻きつける部分の名称で、スプールが浅いと巻ける糸の量が少なく、深いと巻ける糸の量が多くなります。
それだったらよりラインを多く巻ける深溝のスプールがいいのでは?と思われるかもしれませんが、必ずしもそうとは限りません。というのも糸が多ければリールの重さが重くなりますし、重くなった分だけキャストやルアーアクションがしずらくなったりというデメリットも出てきます。
しかし、スプールが浅いと太い糸を多く巻けないというデメリットがあるのに対し、スプールが深ければ太い糸も多く巻くことができるというメリットもあります。
ワームなど軽量のルアーを投げるスピニングリールのラインについては、4〜6lbのフロロカーボンを巻くことができればいいと思いますので、スプールは浅いものでもよろしいかと思います。※もちろん深溝で多めに巻くという選択肢もありですが、ラインが多い=ライントラブルが発生する確率も高いということも念頭に置いておいて下さいね。
サイズ
最後になりましたが、おそらくスピニングリールを選ぶ上で一番重要になるのがサイズです。サイズは商品名のあとについている4桁の数字で表されていて、大きくなればなる程サイズが大きくなると覚えておいてください。
サイズのおすすめはシマノ・アブガルシアでしたら2000番or2500番。ダイワでしたら1500番から2000番がおすすめです。
その他の選び方について
正直なところエントリークラスの中だけで考えれば、スピニングリールはベイトリールと比較をすると、そこまで大きな差は生まれないのではないかと思います。
もちろん、細かな性能差はありますが今回ご紹介をしたモデルであれば、十分にバス釣りで活躍してくれるかと思います。ですので、デザインやブランド・メーカーでお選びになられても大きな後悔はないのではないでしょうか。特にライントラブル等の防止についてはライン等のメンテナンスやキャストの慣れの方が重要になるかと思いますので、愛着を持って大切にできるリールをお選びになることやキャストの回数をこなすことが重要であると思います。
ですので、予算を抑えて性能差の出やすいベイトリールに投資をしたり、より多くのルアーを購入したりという風に予算を別のところに回すのもおすすめです。また、バス釣りにはまった時に、ミドルクラス以上のスピニングリールに投資をできるように、お金を貯めておくというのもいいかもしれませんね。
初心者におすすめのスピニングリールまとめ
今回は、バス釣り初心者におすすめのスピニングリールとその選び方について、ご紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか。
様々な意見があるかと思いますが、今回ご紹介したモデルで十分にバス釣りを楽しむことができるかと思いますし、キャストやロッドアクションなどを覚えていくには十分なリールであるかと思います。
もちろん、もう少し上のグレードであるミドルクラスのモデルをお選びになるのも一つの選択肢かと思いますので、ソライロマグでは今後この他の上位モデルについてもご紹介できればと思っています。
また、ロッドやリール以外にもルアーやバス釣りをする時に持っておいた方がいい道具などもご紹介していく予定でいますので、もしよろしければfacebookページやtwitterアカウントをいいね・フォローして頂き更新情報をチェックしてみてくださいね。