ベイトリールのおすすめ8選!バス釣り初心者に最適なモデル
スピニングタックルでバス釣りを始め、色々なフィールドに行きバスを釣り上げたり、同じフィールドにいらっしゃるアングラーと交流をしたり、釣具屋さんに行き良さそうなルーアーを探してみると、次にベイトタックルで大きなハードルアーを投げてバス釣りを楽しみたくなってくるのではないかと思います。
スピニングリールとは違い、ベイトリールはバッククラッシュなどしやすいというデメリットがあり、初心者には扱いづらいという印象がありますよね。しかし、最近のベイトリールはエントリークラスのモデルでも、初心者に扱いやすいような仕様となっているものが多く、一度慣れてしまえばスピニング一本のバス釣りよりも攻略できるポイント・方法が増えるだけでなく、バス釣りの楽しみが一層増すことにつながります。
今回は、そんなバス釣り初心者の方に向けて、初めてのベイトリールでも扱いやすく、信頼できるメーカーのモデルを厳選してご紹介しております。記事の後半ではベイトリール選びのポイントについてもまとめていますので、ぜひ参考になさってみてくださいね。
シマノ バスワンXT
参考価格(税込):6,855円
ギア比:6.2:1
最大ドラグ力:4.5kg/44.1N
スプール寸法:34/25mm
糸巻き量(ナイロン:号-m):3-165,3.5-145,4-120,5-100
ブレーキ:SVS(可変遠心力ブレーキ)
ベアリング数:3/1
重量:220g
シマノ バスワンXTの魅力
・SVSを搭載した本格仕様
・オールラウンドに使えるモデル
・コストパフォーマンスに優れている
おすすめのベイトロッドをご紹介した記事では、バスワンRやゾディアスをご紹介させて頂いた、シマノからはバスワンXTを初心者におすすめのベイトリールとしてご紹介をさせて頂きます。
初めてのベイトリール選びに悩んでいる方がいらっしゃったら、とにかくこのバスワンXTにしておけば間違いがないと言ってしまえる程、コストパフォーマンスに優れたベイトリールとなっています。
最大の特徴としては、1万円を切るエントリーモデルながらもSVSと言われる可変遠心力ブレーキを採用している点にあります。このSVSを搭載していることによって、状況に合わせたセッティングをする必要はありますが、バッククラッシュを低減しながらも、キャスト性能を損ないにくくしているのです。
また、スプール径が34mmとなっていて、オールラウンドに使えるモデルですので、後々上位モデルを買いました時にも別の用途で使うことができ、初めてのベイトリールにはピッタリのモデルであると言えるでしょう。
シマノ バスワンXT 2017モデル
小売希望価格(税別):9,500円
ギア比:7.2
最大ドラグ力:5.0kg
スプール寸法:34/22mm
糸巻き量(ナイロン:lb-m):12-130,14-110,16-100
ブレーキ:SVS(可変遠心力ブレーキ)
ベアリング数:4/1
重量:210g
シマノ バスワンXT 2017モデルの魅力
・SVSを搭載している
・より扱いやすくパワーアップ
・ギア比をハイギア化している
先程ご紹介をしたシマノのバスワンXTをさらにパワーアップさせて、2017年3月(左巻きモデルは2017年5月)に発売開始となるバスワンXTの2017モデルも、初心者におすすめのベイトリールをご紹介させて頂きます。
全モデルのバスワンXTにも採用されていたSVSを搭載し、バッククラッシュを低減させつつ遠投性を損なわないという特徴はもちろんのこと、ラインキャパシティを200番から150番に変更することによって、ルアーチョイスなどの幅をさらに広げ扱いやすさを増したモデルとなっています。
また、ギア比が7.2となっていて、手返しの速さ(ルアー回収から次のキャストまでの流れが速い)というベイトリールの魅力を、さらに一段階引き上げてくれるというのもおすすめのポイントの一つです。
ただし、上記の写真では見えづらいかと思いますが、デザインがラメ入りとなっているので、好みが分かれてしまうところかと思いますので、発売開始後に一度ご確認されてみるのがよろしいかと思います。
シマノ カシータスMGL 100HG
参考価格(税込):14,538円
ギア比:7.2
最大ドラグ力:4.5kg
スプール寸法:34/22mm
糸巻き量(ナイロン:lb-m):12-120,14-100,16-85
ブレーキ:SVS(可変遠心力ブレーキ)
ベアリング数(S A-RB/ボール/ローラー):2/2/1
重量:190g
シマノ カシータスMGL 100HGの魅力
・遠投性能に優れている
・遠心力ブレーキNEW SVS∞を採用
・コンパクトで扱いやすいサイズ感
シマノからは、予算に余裕のある方におすすめをしたいミドルクラスとも言えるモデルの、カシータスMGL 100HGもベイトリールのおすすめモデルとしてピックアップ。
外部ダイヤルによるブレーキ調整を可能にし、調整幅を拡大させた遠心力ブレーキNEW SVS∞を採用している点が最大の魅力となっています。これにより優れたキャスティング性能を実現し、遠投性にも優れているベイトリールとして人気を集めています。
また、コンパクトで扱いやすいサイズ感や、高級感のあるデザインとなっていて、バス釣りを始めたばかりの時期だけでなく長い間使えるモデルとして重宝すること間違い無しのモデルとなっています。
また、ギア比6.3に落としたカシータス100もラインナップされていますので、よりスローに攻略をしていくことがお好きな方には、そちらも合わせておすすめとさせて頂きます。
ダイワ バレッタ 100H
参考価格(税込):7,473円
ギア比:6.3:1
最大ドラグ力:4kg
糸巻き量(ナイロン:lb-m):12-135,16-100,20-80
ブレーキ:マグネットブレーキ
ベアリング数:3/1
重量:230g
ダイワ バレッタ 100Hの魅力
・リーズナブルな価格である
・マグネットブレーキを採用
・バランスに優れたモデルである
シマノと並び2大釣具メーカーとして人気を集めている、ダイワからはバレッタ 100Hを初心者におすすめのベイトリールとしてご紹介。
シマノとは違い、安価モデルのベイトリールのラインナップが豊富であるとは言えませんが、バレッタ 100Hは1万円を切るリーズナブルな価格で手に入れることができ、バランスに優れコストパフォーマンスの良さでおすすめをすることができるモデルとなっています。
遠心力ブレーキと比べると、遠投性能には劣ってしまうものの、バッククラッシュを低減するという意味で、初心者でも扱いやすいマグネットブレーキを採用している点がポイント。また、コンパクトなサイズ・重量感も魅力の一つであると言えるでしょう。
ダイワ タトゥーラ 103SH-TW
参考価格(税込):17,308円
ギア比:7.3
最大ドラグ力:5kg
スプール寸法:径34mm
糸巻き量(ナイロン:lb-m):12-120,14-100,16-85
ブレーキ:マグフォースZ
ベアリング数:7/1
重量:220g
ダイワ タトゥーラの魅力
・マグフォースZを採用
・TWSを採用し遠投性に優れる
・扱いやすいギア比
ダイワからはバス釣り中級者にもおすすめをしたい、タトゥーラ 103SHL-TWをおすすめのベイトリールとしてピックアップさせて頂きます。
先程ご紹介をしたバレッタでは常に同じブレーキが掛かっている状態であるマグネットブレーキを搭載していましたが、タトゥーラではマグフォースZを採用しスプールの回転数に応じてブレーキ力を調整してくれるので、遠投性を損なうことなくバッククラッシュを低減することが可能になります。
また、TWS(TURN AROUND STYLE)を採用しており、クラッチのオン・オフと連動してラインのポジションが変わる仕組みを採用し、飛距離アップとトラブル低減はもちろん、デカバスとのタフなファイトにもしっかりと対応できるベイトリールとなっています。
タトゥーラには今回ご紹介したギア比が7.3のモデルの他にも、5.5の103-TWや6.3の103H-TW、8.1の103XH-TWなど豊富にラインナップされていますので、使用されるロッドの硬さ・長さやルアーの種類によってお選びになられてみてくださいね。
アブガルシア BLACKMAX
参考価格(税込):4,455円
ギア比:6.4:1
最大ドラグ力:6kg
糸巻き量(lb-m):14-130m,16-115,20-90
ブレーキ:マグネットブレーキ
ベアリング数:4/1
重量:202g
アブガルシア BLACKMAXの魅力
・リーズナブルな価格
・Magtraxブレーキシステムを採用
・コンパクトで扱いやすいサイズ感
しっかりとしたスペックのベイトリールの中でも、できるだけリーズナブルな価格でベイトタックルを揃えたいという方に、おすすめをしたいモデルがアブガルシア BLACKMAXです。
リーズナブルな価格でありながらも、Magtraxブレーキシステムというマグネットブレーキを採用しておりバッククラッシュを低減してくれるので、初めてのベイトリールでも扱いやすいモデルとなっております。
また、コンパクトで軽量なサイズ・重量となっていて、扱いやすさでもおすすめですよ。実店舗などでは少し高めの値段設定になっていますが、ネット通販での購入ですと、とてもリーズナブルに購入することができるので、購入の際にはネット通販をお選びになることをおすすめします。
アブガルシア XROSSFIELD7
参考価格(税込):8,690円
ギア比:7.1:1
最大ドラグ力:7kg
糸巻き量(lb-m):14-130,16-115,20-90
ブレーキ:マグネットブレーキ
ベアリング数:3/1
重量:209g
アブガルシア XROSSFIELD7の魅力
・マグネットブレーキを採用
・別売りでベイトフィネススプールあり
・コストパフォーマンスがいい
スウェーデンの釣具ブランドアブガルシアからは、XROSSFIELD7も初心者にもおすすめのベイトリールとしてご紹介をさせて頂きます。
BLACKMAXと同じくマグネットブレーキのMagtraxブレーキシステムを採用しているのはもちろんのこと、別売りではありますがベイトフィネスで使えるスプールがラインナップされているのも大きな魅力となっています。
このベイトフィネスのスプールに交換することによって、ワームなどの軽量ルアーを手返しのいいベイトリールで使うことができるようになっています。購入後は標準で使用し、後々ベイトタックルを追加した時にベイトフィネス用のタックルに取り付けることができるので、長い間色々な使い方で使用することができ、コストパフォーマンスに優れているモデルということができるでしょう。
アブガルシア PROMAX
参考価格(税込):9,650円
ギア比:7.1:1
最大ドラグ力:5.5Kg
糸巻き量(lb-m):14-130,16-115,20-90
ブレーキ:マグネットブレーキ
ベアリング数:7/1
重量:207g
アブガルシア PROMAXの魅力
・ハイギアで使いやすい
・安心のマグネットブレーキを採用
・207gという軽量性を実現
アブガルシアからはMAXシリーズの中でも上位機種とされている、PROMAXも初心者におすすめのベイトリールとしてご紹介をさせて頂きます。
これまでご紹介したBLACKMAXやXROSSFIELD7と同じく、バッククラッシュを低減してくれるMagtraxブレーキシステムを採用しており、初めてのベイトリールでも扱いやすいという点がポイント。7.1:1というハイギアのリールとなっていて、特に巻物で利用するのにおすすめのモデルとなっています。
また、207gという軽量性を実現していて、扱いやすいサイズ感であると共に長時間キャスティングをしていても疲れにくいというメリットも。
ベアリング数が7/1と多くなっていてスムーズなリトリーブを実現しているということもできますが、ものすごく大きな差であるかと言えば疑問ではあるので、BLACKMAXやXROSSFIELD7との比較としては、ギア比の差や交換可能なスプールが必要であるかどうかでお選びになることをおすすめします。
初めてのベイトリール選びのポイント
ここまでに初心者におすすめできるベイトリールをご紹介させて頂きましたが、正直なところ今回ご紹介した中でお選び頂ければ、最初のベイトリールとしては十分なのではないかと思います。
しかし、この中からどれを選んでいいのかわからない・・・という方や、もう少し良いものを選びたいから上位機種から探しているという方に向けて、最初のベイトリールを選ぶ際のポイントになる項目を少しだけご紹介させて頂きます。
ブレーキのシステム
ブレーキのシステムについてはアイテム紹介の項目でも、いくつかのブレーキシステムが登場してきました。エントリーモデルに搭載されているブレーキシステムの種類としておおまかに分けると2つがあります。
一つ目が常に同じブレーキが掛かっているマグネットブレーキで、二つ目がスプールが高回転の時はブレーキを多くかけ低回転時はブレーキを弱くするという遠心ブレーキです。両者共に、ブレーキの力については調整が可能ですが、バッククラッシュを抑えつつ遠投性に優れた遠心ブレーキの方がより優れていると言えます。
ギア比
ギア比については記事中でも少しご紹介しましたが、ハイギアであれば同じ回転数のリトリーブであれば巻取りが早く、手返しのいいベイトリールには最適であると言えます。しかし、スローに攻めたいという場合には向かないので、使用されるリールや好みによってお選びになられると良いでしょう。
右巻きか左巻きか
スピニングについては、投げてからの手返しの悪さを改善するため+細かなアクションを求められるので、利き手とは逆巻きに設定をしてお使いになられることがおすすめをさせていただいています。
ベイトリールについては、大きなルアーを投げるのに使うタックルでは利き手と同じ巻きのものを、ベイトフィネスなどロッド操作を重視したい時には利き手と逆巻きのものをおすすめします。
今回は最初のベイトリールをご紹介する記事ですので、汎用性の高いタックルにされるのがおすすめですので、利き手と同じ巻きのリールをお選びになることをおすすめしたいと思います。
扱いやすいサイズ・デザイン
また、サイズ感・デザイン性についてもしっかりと確認をして頂ければと思いますので、釣具屋さんなどで一度手に取ってみられるなど確認をされるのもおすすめですよ、
初心者におすすめのベイトリールまとめ
今回は、バス釣りを始めたばかりの方が、一番最初のベイトリールをお探しになる際のお役に立てればと思い、初心者におすすめのベイトリール8点と選び方のポイントについて、少しだけ解説をさせて頂きましたがいかがでしたでしょうか。
冒頭にもご紹介した通り、スピニングとは違う構造でキャストの方法も異なるので、最初は戸惑ってしまうことも多くバッククラッシュをしてしまう確率も多いかと思いますが、一度慣れてしまえばキャストのコントロールもしやすく、ルアー選びにも幅が出るので、さらに深くバス釣りを楽しめることにつながるかと思いますので、ぜひチャレンジをなさってみてくださいね。
ソライロマグでは、おすすめのスピニングリールのご紹介やバス釣りに使われるラインの種類の解説をしている記事もあり、今後も釣りを趣味にされている方にとって役に立てるような情報を更新していく予定でいますので、facebookやtwitterなどをいいね・フォローして頂き、更新情報をチェックなさってみてくださいね。