APS-Cサイズの一眼レフにCanon EOS Kiss x7を選んだ理由
5年前にOLYMPUSのPen E-PL1-sというミラーレス一眼レフを仕事用に購入し、プライベートでもこのカメラを使って色々写真を撮ってカメラを趣味にする!と思っていました。
しかし自分が想像していた程キレイな写真を撮ることができず、カメラの面白さにも気づくことができなかったのでプライベートでは数ヶ月使いその後はあまり持ち歩くこともしないでスマホで写真を撮ることが多くなってしまいました。
そんな自分がミラーレスから少しだけステップアップをするに至った簡単な経緯となぜEOS Kiss x7を選んだのか?ということについてご紹介させて頂きたいと思います。
なぜスマホのカメラが優秀になってきた今一眼レフに再挑戦したのか?
最初に新しいカメラを買おうかな?と思ったのはDIYを始めてその作例をキレイに写真で撮りたいと思ったことが最初でした。
もちろんスマホのカメラも小さいながら優秀なのでDIYをしたモノを撮影して、WEBにアップロードする程度のことであれば一眼レフまでは必要ないかもしれません。
しかしスマホで撮影をした画像の一部を切り取るトリミングなどの作業をしてそれを大きな画面で見るとやはり粗さが目立ってしまうのです。
また明るく光りを取り込める環境であればキレイな写真が撮れるのですが、暗い環境ですとやはりノイズが乗ることも多いのです。
そして何より買おうかな?と思い色々と調べるうちに上手な人のようにキレイな写真を撮ってみたい、撮ることを趣味にしたいという欲が湧いてきたことも大きなポイントであったと思います。
候補に挙がった初心者におすすめされている一眼レフ
ミラーレスを使っていましたが色々と勉強をしながら写真を撮っていたわけではなかったので、まずは情報収集をしっかりして購入するカメラを選定するための基準を持つことから始めていきました。
情報収集をしたのはブログやレビューサイトや販売サイトの口コミ、youtubeに投稿されているカメラについての動画やレビューの投稿を中心に見ていきました。
実際に一眼レフを使っている知り合いに話を聞いてみたり、お店に実際に足を運んで実機を触ってみたりもしてみても良かったのかもしれません。
そしてこの情報収集の中で多くの方がおっしゃっていたのが、初心者であればボディにこだわるのも大切だけどレンズにより比重を置いた方がいいというもの。
これはPen E-PL1-sをレンズキットで購入しレンズ1本だけで使っていて、なんとなくそうした方がいいのかもしれないという気持ちになっていたのですんなりと自分の中に落とし込むことができました。
その結果一眼レフはボディのみで購入をして、単焦点レンズを別で購入するような流れにしていこうと決めました。そこで候補に上げたのが下記の4つ。
Nikon D3300
有効画素数:2416万画素
撮像素子:APS-C
本体重量:約410g(本体のみ)
Nikonのエントリー一眼レフカメラ。エントリークラスならではの軽量なボディ、軽量ながらも上位機種を彷彿とさせる写りが魅力の人気機種の一つです。
後ほど記載をしますが後継機種のD3400が発売されたこともあり、販売店の在庫が少なくなってきてしまっています。それにつれて価格も少し上がってきてしまっていますね。
Canon EOS Kiss x7
有効画素数:約1800万画素
撮像素子:APS-C
本体重量:約370g(本体のみ)
世界最小・最軽量の一眼レフとして発表されたAPS-Cサイズのエントリーモデル。その軽さから女性からの人気も高く、サブ機として活用されている方もいらっしゃいます。
発売から4年近く経ちますがまだまだ人気のある機種となっている。
Canon EOS Kiss x7i
有効画素数:約1800万画素
撮像素子:APS-C
本体重量:約525g(本体のみ)
EOS Kiss x7との違いはx7iが連続撮影速度5コマ/秒に対しx7が4コマ/秒と1コマ多くなっている点や連続撮影枚数が約440枚と約380枚というように60枚ほど増えている点。
また背面液晶が可動式のバリアングル液晶になっている点もポイントで、下から仰いで撮影したり手を伸ばして上から撮影する際に便利に使えるため、自分の視点以外のところからも写っている様子を確認しながら撮影できる点が魅力となっています。
Pen E-PL1-s用の単焦点レンズ
一眼レフのボディを購入するのではなくPen用に単焦点レンズを購入することも検討候補としてみた。
写真は30mm F1.4 DC DN マイクロフォーサーズ用とM.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8ですがほかにもいくつか候補を出していました。
ボディでCanonとNikonに絞った理由としては今後上位機種にステップアップする時が来た時に豊富に選択肢があり、全てではないものの今後揃えていくであろうレンズの汎用性もあるという点。
Pen E-PL1-sのレンズを選択肢として残したのは、レンズを揃えればプライベートでも活かす道が見つかるのでは?という淡い期待を持ってしまったからです。
なぜCanon EOS Kiss x7を選んだのか?
正直なところ上の4つの候補、特にNikon、Canonのボディを買ってレンズを別で買うという選択肢であればよっぽどのことが無い限り失敗にはならないかなぁと感じました。
というのもこれらエントリー機を使いこなすことができなければ、上位機種を持ったところで使いこなすことはできないという印象を持ったからです。
もしこの中でだめなら自分のセンスがないんだろうなぁというところま絞り込むことができたので、ここからは消去法で購入する機種を決めることにしました。
Penを使った経験から気になったことから選択肢を絞る
Pen E-PL1-sではファインダーがないことが気になっていたのです。特に屋外でまぶしいくらい明るい場所で撮影する時には画面が見づらいことがありましたから。
ファインダーも別売りであるにはあるのですが、安い単焦点レンズが購入できるくらいの金額だったのと、Pen E-PL1-s用のレンズで候補に挙げたものの価格だとボディが購入できそうだったので、それだったらカメラを買おうという気持ちになりPen用のレンズを買うという選択肢を消しました。
またミラーレス一眼と言っても最新の機種ではなく古い機種なので他の候補と比較をすると、同等の金額であればお金を掛ける価値が少ないようにも感じたんですよね。
amazonのマーケットプレイスは避けたかった
マーケットプレイスでは業者さんがレンズキットを買ってボディとレンズを別々に販売することで利益を出していたりもします。
しかもそれを新品・新品同様として出しているのですが、箱からレンズ出したりしている時点で中古になる気がするんですよね。
ですので個人的に抵抗がありマーケットプレイスでの購入は避けたかった。
D3300はamazonが直接販売しているものがなく他の大手家電屋さんでもなかなか見つからなかったので候補から外れることになってしまいました。
2016年9月に発売開始になったD3400が価格が落ち着いて来ていた時期であれば相当に悩んでいたかもしれません。
もしかしたらD3300が型落ちになり値段が落ちることになったので販売数が伸び、amazon等の在庫がなくなっているだけなのかもしれない。
今後もし在庫が復活していくのであれば、これから一眼レフをお探しになる方はチェックをしてみてもいいかもしれません。
最後の決め手はやっぱり価格
最後に残ったのがCanon EOS Kissのx7とx7i。
x7iが残った理由としては液晶が可動式のバリアングルだった点。これは最後の最後まで悩んだ選択でした。
ただ自撮りをするわけではないですし、撮影時に使うのはファインダーがメインかなぁというところとバリアングルに15,000円出すのであれば他の一本のレンズ購入費用に当てようという結論に至りました。
Canon EOS Kiss x7を1ヶ月程使ってみた感想
Canon EOS Kiss x7とレンズが届いて、一番最初に夜に部屋で撮影をしてみた時にその明るさにびっくりしました。
今までのミラーレスでは暗いところだとどうしてもISOを大きめに設定するかライトを使って光りを取り入れるかしないといけなかったのですが、部屋の明かりだけで白飛びしてしまいましたからね・・・
もちろんF値を小さく設定できるレンズを購入したというのも合ったと思うので、古いミラーレスのキットレンズと比較をするのは酷かもしれませんが。
また夜に外の撮影をした時にISOを上げてもあまり画像にノイズが乗らなかったというのも印象的でした。
これなら写真を撮るのが今までよりも楽しい!という思いで色々写真を撮っていくとやはりレンズが欲しくなってしまいますね。
長くなってしまうので一緒に購入したレンズなどのアイテム紹介は次回以降でやっていきます。
※レンズは上の写真に写ってしまっているので何を買ったかはすぐに分かってしまうと思いますので、Canon EOS Kiss x7も含めて詳しくレビューできればと思っています。
今回ご紹介したCanon EOS Kiss x7
有効画素数:約1800万画素
撮像素子:APS-C
本体重量:約370g(本体のみ)