2016.12.21

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先日IKEAの電動ドライバーFIXA7.2Vをご紹介させて頂きましたが、今回はDIYを本格的に始めたい方におすすめのインパクトドライバーを7点ご紹介させて頂きたいと思います。

インパクトドライバーは主にネジ締めを用途とする電動ドライバーの種類なのですが、ネジを付ける前にあける穴でしたらスムーズに開けることができるようなモデルをピックアップしました。また全てのモデルが充電式となっており、コンセントを確保することが難しい屋外の作業にも向いているインパクトドライバーとなっています。

これからDIYを始めようと思われている方だけでなく、電動ドライバーは持っているけれど大きめの家具を作る際には少し不安・・・という方にもおすすめですので、ぜひご参考になさってみて下さいね。

日立工機のインパクトドライバー

日立工機には多くのインパクトドライバーがラインナップされています。その中にはもちろんプロ用のインパクトドライバーもあり、大工さんなどにも定評のあるメーカーとなっています。そして今回ご紹介をさせて頂く家庭用DIYを用途とするものについても、大きな信頼を得ています。

安価な電動ドライバーと違い、できれば長く使いたいものなので、安心してお使い頂けるメーカーであることは大きな魅力となりますよね。

日立工機 FWH14DGL 14.4V

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日立工機のFWH14DGLというインパクトドライバーは、別売りで購入をすると高価なリチウムイオン充電池(BSL1415S)が2つや、充電器( UC18YKSL)が付属していながらも、税込みで15,000円以下で購入することができるという、コストパフォーマンスに優れたモデルとしてamazonのランキングでも常に上位を獲得しています。

もちろんスペックについても回転数が最大2,600/分、トルクが最大140N・m、打撃数が3,200/分としっかりとスムーズにネジを締め付けることが可能です。ネジ用の仮穴のない木材を固定するために、いきなりネジで締めてしまうと木材に亀裂が入ってしまうと不安な場合にも、これだけの回転数・トルクがあれば、別途ドリルビットを用意し、仮穴を空けることも可能。

また大きな家具をつくる際に、木材などの影になってしまいネジをとめる場所が見えないということが起こってしまう場合があるのですが、スイッチと連動したLEDライトもついているので安心です。ただスイッチ連動でLEDライトの点灯を止めることができないのが少し残念なポイントです。明るい場所では充電を消費してしまうだけですからね。

そして1.3アンペアの充電池が２つ附属しているのですが、さらに長時間の使用をしたいとお考えの場合には大容量の別売の充電池を装着することができるのも魅力。とは言っても付属の充電池は35分で充電することができるので、一方の電池で使用しながらもう一方を充電するというように、コンセントのある場所では電池を充電しながら使い回すことも可能です。その他の付属品としては専用のケースも付いており、収納や持ち運びにも便利という点も大きな魅力と言えるでしょう。

日立工機　WH14DDL2 14.4V

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2×4材などの木材のみを使用してDIYをするのにはオーバースペックになってしまうかもしれませんが、日立工機 WH14DDL2 14.4Vもおすすめのインパクトドライバーと言えます。

特徴としてはパワーを4段階で調整ができることと、長時間使用可能な大容量のリチウムイオンバッテリーが2つ付属している点にあります。パワーについては回転数が最大2,800/分、トルクが172N・m、打撃数が3,900/分とDIYには十分すぎるほどのスペックで、木材だけでなく薄い金属の板への穴あけも可能です。また、一回の充電で約3,000本のネジ締めをすることができる6.0Ahの充電池が2つも付属しているのも大きな魅力。家庭用でのDIYであれば一つ充電をしておけば、完成までに充電切れを起こすようなことはまずないと言えるでしょう。

木材だけでなく、ネジ穴のない金属板を取り付けるなどのDIYをお考えの方にはおすすめの一台です。また先程ご紹介したFWH14DGL 14.4VにもWH14DDL2に付属している充電池が使えるので、ステップアップの2台目としてもいいかと思います。

マキタのインパクトドライバー

普段工具をお使いになられていない方やインパクトドライバーをこれからお探しになる方にとっては聞き慣れないメーカーかもしれません。しかし電動工具の中ではその名を知られているメーカーで、マキタの電動工具なら安心して使えると言われるほど、しっかりとしたクオリティのアイテムを展開しています。

マキタのインパクトドライバーでは10.8Vのモデルについてもご紹介させて頂きますが、家庭用のDIYには十分なスペックを兼ね備えていますのでご安心下さい。今回ご紹介をさせて頂くマキタのインパクトドライバー14.4Vのモデルについては公式サイト上ではなくカタログで紹介されているモデルとなりますので、公式情報をご覧になられたい場合にはマキタの公式サイトよりカタログをダウンロードし、ご覧になられて下さいね。

マキタ M697DSX 14.4V

マキタの14.4Vのインパクトドライバーは実売価格で40,000円ほどと少し高めの価格設定となっているものがメインのラインナップになるのですが、M697DSX 14.4Vについてはリチウムイオンの充電池を1.3Ahに落としたことで13,000円ほどと比較的手に入れやすい価格帯のモデルとなっています。

もちろんスペックについても回転数が最大2,600/分、トルクが140N・m、打撃数が3,000/分と家庭用のDIYには十分のスペックとなっており、1.3Ahのリチウムイオン充電池が2つ付属されています。電池容量については一度の充電で参考数値ながらもコーススレッド約120本ほどを締め付けることができる仕様となっています。これだけあれば家具などのDIYであれば、おそらく完成まで充電をすることなく使用できるのではないでしょうか。

もちろんLEDライトも点灯するモデルとなっていて、暗がりでのネジ締めでも安心。専用のBOXも付属しているので持ち運びや収納にも便利です。

残念なポイントとしては容量の大きな充電池と互換性がないため、大きな容量の充電池をつけることができない点。次に上位モデルを購入しても、充電池を使いまわしすることができないのです。しかしながら安心のクオリティを誇り、家庭でのDIYであればこれ一本で十分なので、充電が足りないとお感じになられた場合には、もう一つ充電池を購入されることで問題が解決されるのではないかと思われます。

マキタ TD090DWXW 10.6V

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今回ご紹介をさせて頂くインパクトドライバーの中で唯一14.4V以下のモデルとなっています。しかしながら7.2ｖの軽快さと14.4Vのようなパワフルさと謳われるように、回転数が最大2,400/分、トルクが90N・m、打撃数が3,000/分というスペックとなっていて、LEDライトも付いているモデルとなるので、ご家庭でのDIYで十分に活躍できるインパクトドライバーと言えるでしょう。

魅力としては非常に軽い重量にあります。今回ご紹介させて頂くインパクトドライバーは1kgを超えるものばかりですが、TD090DWXWは0.92kgと非常に軽い仕上がりとなっているので、力に自信のない女性でインパクトドライバーをお探しの方におすすめの一台となっております。

また写真でご覧頂けるように専用のボックスやビットを収納するのに便利なボックスもついているので、持ち運びや収納にも便利です。

BOSCHのインパクトドライバー

BOSCH(ボッシュ)は自転車用部品や電動工具を展開するドイツのメーカーで、そのクオリティの高さで信頼を得ているメーカーです。今回ご紹介させて頂くコードレスのインパクトドライバーの他にも、ドリルドライバーや丸のこなどでも人気を集めています。特にコードレスの電動ドライバーはamazonでも人気の商品となっているので、この記事をご覧の方もご存知の方も多いのではないでしょうか。

BOSCH　PDR18LI 18V

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BOSCH PDR18LI 18Vもamazonなどで人気のモデルとなっているインパクトドライバーです。特徴としては回転数が最大2,600/分、トルクが130N・m、打撃数が3,200/分と家庭用DIYに十分なスペックと、10,000円程度という家庭用上位モデルの中でもリーズナブルと言える価格にあります。

付属しているリチウムイオン充電池は1.5Ahのものですが、残念ながら電池は1つのみの付属となっています。2つ付属しているものが20,000円を超えてしまうようなので、1つの物を購入されることをおすすめします。

またLEDライトのついていないモデルとなるため、暗い場所のネジ締めには別途ヘッドライトなどをご用意頂いた方がよろしいかと思います。

リョービのインパクトドライバー

これまでに電動工具をご利用になられていない方の中には、ご存知でない方もいらっしゃるかもしれませんが、リョービという日本のメーカーも、プロ向けのパワーツールから電動工具まで幅広く展開しているメーカーです。

リョービからはDIY向けのインパクトドライバーとして、BID-1260やBID-1250という2つのモデルがラインナップされていて、スペックとしてはDIYには十分なのですが、自己放電をしてしまい容量に不安のあるニカド電池をしておりあまりオススメとは言えないので、今回はプロ用のモデルから手頃な値段で購入できるモデルを一つ紹介させて頂くことにしました。

リョービ BID1415 14.4V

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リョービのBID1415 14.4Vの特徴として挙げられるのが、1.5Ahのリチウムイオン電池が2つ付属していながらも15,000円をきる実売価格で販売されている点にあります。これまでの記事を読んで下さった方の中には、気づいていらっしゃる方も多いかもしれませんが、インパクトドライバーの価格差には本体の性能だけでなく、バッテリーの種類と容量が大きなポイントとなっています。それだけ容量の大きなリチウムイオン電池は高価なんですよね。

そういう意味ではこのリョービのBID1415 14.4Vはコストパフォーマンスに優れるインパクトドライバーと言えるかと思います。その他のスペックを見ると回転数が最大2,500回/分、トルクが135N・m、打撃数が3,000/分と日立やマキタなどと比較をすると数値が落ちてしまいますが、家庭用のDIYでは十分使用できるインパクトドライバーであると言えるでしょう。

しかしながら日立やマキタとレビューなどで比較をしてしまうと、若干ではあるものの商品への信頼感や商品の安定性が少しだけ落ちてしまうのかなという印象もあります。ただこちらについても大きな問題となるものではないので、大容量のコスパに優れたインパクトドライバーをお考えの際にはぜひお試し頂きたい一台となっています。

Panasonicのインパクトドライバー

最後にご紹介をさせて頂くのがPanasonicのインパクトドライバーです。メーカーとしては家電などを作っているメーカーなので、皆様もよくご存知かと思います。

そんなPanasonicが出している中で、どちらかというとプロ向けになってしまうかもしれませんが、1台だけご紹介をさせて頂きたいと思います。金額はこれまでにご紹介した中でも少しだけ高い部類に入ってしまいますが、コストパフォーマンスは良いかと思いますので、少しスペックの高いインパクトドライバーをお探しの方はぜひチェックをしてみて下さいね。

Panasonic EZ7544LS2S 14.4V

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先程プロ向けに近いと書かせて頂いたのは容量の大きなバッテリーと、回転・打撃の回数を2段階ではありますが調整をすることができる点にあります。容量については4.2Ahとこれまでに紹介をさせて頂いたインパクトドライバーの中では、40,000円近くする日立工機 WH14DDL2 14.4Vについで2番目のものとなっています。

4.2Ahあることによってフル充電で通常のビスを使用した時に約500本のネジ締めができるものとなっています。通常DIYで作成するものであればものすごく多くて50-100本程だと思いますので、これだけあれば十分すぎるかなとも思ってしまいます。また回転・打撃数を変更することができるため、脆く不安のある材料の時には弱目に、針葉樹などの硬い木材を利用する時には強目にといったように、使い分けをすることができるのもポイントと言えます。

しかしながら重量が1.55kgと少し重いものとなっているので、インパクトドライバーをメインに使う方が女性の場合には少しキツイかなという印象も。両手で抑えることができる作業であればいいのですが、ネジの種類や場所によってはなかなか難しい事もありますからね。

おすすめインパクトドライバーのまとめ

ここまでおすすめのインパクトドライバーをメーカー別に7つご紹介をさせて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。

以前ご紹介したIKEAの電動ドライバーと比較をするとやはり、スペックについても大きな差があり、デスクや大きめのラックなどのDIYが快適に作業できるのではないかと思います。快適にできるということはDIYの仕上がりにも差が出てくるかと思いますので、ぜひこの中からお気に入りのインパクトドライバーを見つけて少し本格的なDIYを始めてみて下さいね。

またソライロマグではDIYをしたものの紹介や工具のレビューなども行っていく予定でおりますので、facebookやtwitterなどで更新情報をチェックしてご覧になられてみて下さいね。