OD缶シングルガスバーナーのおすすめ6選!ソロキャンプ・ツーリングに
キャンプでの調理に欠かせないアイテムと言えば、バーナーですよね。バーナーの中でも手軽に使えて、アウトドア初心者にもおすすめなのがOD缶のシングルガスバーナーです。
今回はそんなOD缶のシングルガスバーナーの中から、特におすすめの10点をピックアップしてご紹介させて頂きます。
キャンプに行くのであれば必ず一つは持っておきたいアウトドアグッズですので、これからキャンプを始める方はもちろんのこと、買い替えや買い足しをご検討中の方も、ぜひ参考になさってみて下さいね。
OD缶ガスバーナーをおすすめする3つの理由
キャンプ用のバーナーには大きく分けると、OD缶ガスバーナーとCB缶ガスバーナー、ホワイトガソリン式バーナーがあります。そんな3種類あるバーナーの中でも特にOD缶のガスバーナーが初心者におすすめなのですが、その理由には下記の3つがあります。
操作が簡単
ガス式のキャンプ用バーナーに共通して言うことができるのですが、燃料がカートリッジ式となっているため燃料の交換や管理、メンテナンスを比較的簡単に行うことができるという特徴があります。
火口がスライドするタイプのライターやチャッカマンなどを使用し簡単に点火が可能で、消化の際にもつまみをひねってガスを止めるだけとワンタッチで行うことができるんです。
安定した火力を実現
ガス式のバーナーにはOD缶とCB缶のものがありますが、CB缶(カセットボンベ缶)は寒い場所での使用に弱く、火力を維持できないというデメリットがあります。しかしOD缶(アウトドア缶)では寒さにも強く、安定した火力を実現できるという魅力があるのです。
収納性に優れている
OD缶にはCB缶と違いコンパクトなサイズが用意されているため、クッカーなどに入れてバーナーとガス缶を一緒に収納し、持ち歩くことができるのも大きなメリットとも言えます。
しかし残念ながら入手できる場所が限られていて、コンビニなどで購入することができないので、予備のガス缶を用意しておく必要があるというデメリットもあります。
それでは早速おすすめのOD缶シングルガスバーナーをご紹介していきましょう。
スノーピーク ギガパワーストーブ 地 GS-100R
参考価格:4,860円
使用時サイズ:106×67.5mm
収納時サイズ:44×35×82mm
重量:75g
出力:2,500kcal/ h
胸ポケットに入る小さなバーナーをというコンセプトを元に開発されたのが、スノーピークのギガパワーストーブ地です。1998年の発売開始以来実に18年の間、世界中のキャンパーに愛されているシングルガスバーナーです。
4本のゴトクが細く不安と思われるかもしれませんが、非常にしっかりとした作りとなっており安定性も抜群のスノーピーククオリティとなっていますので、ご安心下さいませ。ただ、シェラカップなど底の狭いクッカーをお使いの場合には、バーナーパットなどをお使いになられることをおすすめします。
今回ご紹介しているGS-100Rは2016年12月により軽量化されたモデルとなっています。定価は同じなのですが実売価格で200円ほどリーズナブルな旧モデルGS-100も在庫限りではありますが今でも人気のアイテムとなっています。また、点火が容易なオートイグナイタ付きのGS-100ARもおすすめですよ。
スノーピーク ギガパワーマイクロマックスウルトラライト GST-120R
参考価格:7,452円
使用時サイズ:125/90×81mm
収納時サイズ:67×34×80mm
重量:56g
出力:2,800kcal/ h
先程ご紹介したギガパワーストーブ 地の後継モデルとして2007年に登場した、3本ゴトクのマイクロマックスシリーズの改良モデルがGST-120Rです。GST-120Rの特徴はなんと言っても世界最軽量の56gという軽さ・コンパクトさにあります。しかも出力が2,800kcal/ hと力強い火力も大きな魅力。
残念なポイントとしてはゴトクが3本となっているため、大きなフライパンやコッフェルでの調理には向かない点が挙げられます。しかしながら、先程もご紹介したユニフレームのバナーパットなどを利用することでそのデメリットはクリアできますよ。
SOTO AMICUS SOD-320
参考価格:4,452円
使用時サイズ:76×100×86mm
収納時サイズ:40×43×75mm
重量:81g
出力:2,600kcal/h
新富士バーナーが出しているアウトドアブランドSOTOからアミカス SOD-320をピックアップ。アミカスの特徴としては4本ゴトクによる安定性と収納時のコンパクトさが挙げられます。
また、イグナイターを内蔵しているタイプで、点火の際にライターやマッチが不要である点も魅力。イグナイターが内蔵されていながらもこのコンパクトなサイズを実現しているのはスゴイですよね。
アミカス SOD-320にはSOTOのクッカー2つをセットにしたクッカーコンボもあり、リーズナブルに手に入れることができるので、アウトドア初心者にはそちらもおすすめです。
SOTO マイクロレギュレーターストーブ SOD-300S
参考価格:5,175円
使用時サイズ:96×94×86mm
収納時サイズ:52×52×81mm
重量:73g
出力:2,800kcal/h
登山用のシングルバーナーや、秋・冬などの寒い時期にキャンプをされる方におすすめのモデルが、SOTOのマイクロレギュレーターストーブ SOD-300Sです。マイクロレギュレーターが搭載されており、氷点下(-5℃)の環境でも安定した火力を実現してくれます。しかも、マイクロレギュレーターがついているタイプで5,000円ほどというリーズナブルな実売価格もおすすめのポイントです。
マイクロレギュレーターストーブにもイグナイターが内蔵しており、登山やツーリングなど荷物を極力減らしたいという場合に、ライターなどの着火器具をお持ちになられない時にも使用できるのも魅力と言えます。
しかし、ゴトクが3本となっていて調理時の安定性に不安があるというデメリットも。またバーナーヘッドが盛り上がっているタイプのため、収納の際に気を使わなければいけない点もマイナスポイントと言えるでしょう。
SOTO マイクロレギュレーターストーブ ウインドマスター SOD-310
参考価格:7,770円
使用時サイズ(4本ゴトク使用時):144×144×96mm
収納時サイズ:47×90×88mm
重量:87g
出力:2,800kcal/h
先程ご紹介したマイクロレギュレーターストーブ SOD-300Sのデメリットを解消できるモデルが、マイクロレギュレーターストーブ ウインドマスター SOD-310です。
購入時には3本ゴトクが付属品となっているのですが、別売りとなっている4本ゴトクを使用することができ、安定性を増した調理をすることができるモデルとなっています。また、バーナーヘッドが谷になっているモデルですので、収納・持ち運びの際にも安心できる点も魅力です。
4本ゴトクを追加で購入してしまうと少し値段が上がってしまうのが弱点ではありますが、用途に合わせて使い分けることができるので、予算に余裕のある方にはおすすめできるモデルと言えるでしょう。
PRIMUS ウルトラバーナー P-153
参考価格:8,456円
使用時ゴトク径:148mm
収納時サイズ:75×88×30mm
重量:116g
出力:3,600kcal/h
コンパクトなサイズ感とパワフルな火力で、人気を集めているシングルバーナーがPRIMUS ウルトラバーナー P-153です。ここまでにご紹介をしたOD缶バーナーの中でも、一番強力な3,600kcal/hという火力は非常に魅力的で、キャンプはもちろんのこと高所登山の際にも活躍してくれる一台。
アウトドア初心者でも簡単に扱うことのできる点火装置をシンプルな設計で配置していたり、防風性能に優れたX字型の4本ゴトクを採用するなど細かな部分にも配慮されている点が大きな魅力と言えるでしょう。
また、家庭用カセットコンロなどで知られるイワタニの、PRIMUSという信頼できるアウトドアブランドである点もおすすめのポイントです。
おすすめOD缶ガスバーナーのまとめ
今回は様々なアウトドアブランドから提案されている、OD缶シングルガスバーナーからおすすめのアイテムをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
初心者にも扱いやすく長い間ご愛用頂けるモデルをご紹介させて頂きましたので、ぜひこの中からお気に入りのアイテムを見つけて、さらに充実したアウトドア・キャンプライフを送って見て下さいね。
ソライロマグでは今後、OD缶シングルガスバーナーを使った料理のご紹介や各製品の細かなレビュー、CB缶シングルガスバーナーのおすすめアイテムなどもご紹介していく予定となっていますので、ぜひfacebookやtwitterなどで更新情報をチェックしてみて下さいね。