アウトドア初心者におすすめのOPINEL9カーボンをご紹介

OPINELカーボンをレビュー!初心者にもおすすめのアウトドアナイフ

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2017年からアウトドアを始めようと思い、まず最初に調理や細かいものを切る時に活躍できるナイフを購入することに決めました。

購入をしたのはアウトドア初心者にもおすすめされているアウトドア用ナイフOPINEL9番のカーボンです。購入する決め手となったのは調理などに使えると定評のあるナイフであった事と、刃を研いだりメンテナンスをしていく中で刃物の取扱いに慣れていくことができるナイフであったからです。

春になって暖かくなってからアウトドアを始めようと考えていらっしゃる方や、アウトドア用のナイフをお探しの方はもちろんのこと、ナイフや包丁など刃物の扱いを練習していきたいと考えられている方にもおすすめですので、ぜひチェックをしてみてくださいね。

また初心者におすすめとしてご紹介をさせて頂いておりますが、アウトドア玄人からも非常に人気の高いナイフとなっているので、アウトドアを楽しんでいるけれど今までOPINELは使っていなかったという方もぜひご覧くださいませ。

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OPINEL・オピネルとは

19世紀初頭にフランスで鍛冶屋として生まれたナイフのメーカーで、今回ご紹介させて頂くアウトドアナイフはなんと1897年に初めて作られ、120年以上も愛用されているナイフなのです。OPINELにはアウトドア用以外にもキッチンナイフやガーデンナイフなどのモデルがありますが、今回ご紹介させて頂くアウトドア用のナイフはアウトドア初心者から玄人まで幅広く人気を集めていて、使い込んでいく楽しさをとことん味わえるのが最大の魅力・特徴となっています。

もちろんOPINELのナイフは日本だけでなく世界中で人気の高いアイテムとなっており、InstagramやTwitterなどでも使い込んでいる様子やそれぞれのオリジナルのカスタマイズをしているものをアップされていて、大きな評判をよんでいます。

OPINEL・オピネルのアウトドアナイフの種類

今回ご紹介頂くのはOPINELのアウトドアモデルの中でもフォルディングナイフと呼ばれるもので、その中には大きく分けて二種類のものがあります。まず一つ目が今回ご紹介させていただくカーボン製のナイフ。そしてもう一つがステンレス製のナイフです。カーボン製フォルディングナイフの魅力をお伝えする前にカーボン製・ステンレス製それぞれに長所と短所があるので、少しだけ違いをご紹介しておきます。

OPINELのカーボン製ナイフの特徴

カーボン製ナイフの特徴としては、切れ味が良いことや、黒錆加工後の味があることなどが挙げられます。しかしステンレス製のものと比較をすると赤錆が付きやすいためメンテナンスは定期的に行わなければいけません。そのため面倒ではあるけれどその分快適にそして愛着を持って使うことのできるナイフと言うことができます。

OPINELのステンレス製ナイフの特徴

ステンレス製のナイフの特徴としては、カーボン製のものと比較をすると切れ味が劣るものの、赤錆の心配をそれほどまでしなくても良くメンテナンスが比較的楽である点が挙げられます。

それぞれにこのような違いがあり、自分で育てて自分だけのナイフにしていきたい方はカーボン製をメンテナンスを減らしつつ快適にオシャレなアウトドアナイフを手に入れたいという方はステンレス製をお選び頂くのがいいかなと思います。

OPINEL・オピネルナイフの詳細説明

OPINELのナイフの機能面についての魅力をご紹介させて頂く前に、どんなナイフなのかということを画像を交えながら詳しくご紹介させて頂きたいと思います。

OPINEL9 カーボン - デザイン

こちらがナイフの刃を閉じた状態の画像です。持ち手の部分はブナという広葉樹を使っていて、木目が美しく強度にも優れている木材であるためナイフの取っ手として非常に使いやすいものとなっています。しかしながら、後述しますが吸水性に優れているため水を吸って膨らんでしまうため、刃を出したり収めたりすることが難しくなってしまうという特徴もあります。

そして何より針葉樹と比較をすると穴を開けたりする加工がしやすいため、取っ手のカスタマイズを容易に行うことができるのも嬉しいポイントとなっています。また、木材の中では非常にリーズナブルに手に入れられるので、OPINEL自体もとてもリーズナブルな価格設定となっているんです。

OPINEL9 カーボン - 歯

こちらがカーボンの刃を出した様子です。カーボン製のOPINELでは刃の根本にCARBONEと書かれ、ステンレス製のOPINELにはIRONと書かれているので、どちらの素材のOPINELであるのか一目で判別をすることができます。

またこの画像では見えづらいかもしれませんが、購入時には刃を研いでいないので切れ味はそこまで良くはありません(野菜を切ったりはできますが)ので、刃を研いで刃付けをし切れ味を良くする必要があります。

OPINEL9 カーボン - 番号

刃と持ち手の接合部分についているロックにはこのようにOPINELの大きさが分かるように番号が書かれています。現在OPINELのフォルディングナイフにはカーボン・ステンレススチールそれぞれ6・7・8・9・10・12番の合計7本があります。用途によってサイズを変えることもできますが、8・9番が万能に使えるサイズと言われているので、初めての方で特定の用途がない場合にはその辺りのサイズを選ばれることをおすすめします。

OPINEL9 カーボン - ロックをしていない状態

こちらが先程の番号が書かれているロックの裏側です。これはロックをかける前の様子です。このまま使ってしまうと、刃が動いてしまうので危険ですよね。

OPINEL9 カーボン - ロックをした状態

そこでこのようにロックを回転させることができ、ロックをかけることで刃を動かすことができないロック状態となります。使用時はロックをかけることで刃が動かないように、収納時にはロックをかけることで刃が出てこないようにすることができ安全に使用・持ち運びをすることができます。

OPINEL9 カーボン - 長さ

そしてこちらが全体像。OPINEL9番の場合は刃の長さが9cmとなっていて、刃を開いた状態だと21cm超になります。持ち手部分もそうですが刃のラインもキレイで世界中のアウトドアをされる方に人気なのも頷けますよね。

OPINEL・オピネルのカーボン製ナイフの魅力

それではここからはOPINELのナイフにはどんな魅力があるのか、なぜOPINELが初心者におすすめのアウトドアナイフであるのか、ということについてまとめてご紹介をしていきます。

使い込んでいく楽しさ

OPINELのアウトドアナイフだけでなくクッカーやバーナーなどアウトドアグッズ全般に言うことができることなのですが、とにかく使い込んでいく過程を楽しめるというのが最大の特徴です。

特にこのOPINELのカーボン製アウトドアナイフに関しては、購入した直後にはその性能を十分に発揮している状態とはいい難いのです。例えば先程もご紹介した刃付けが指定ない状態であったり、持ち手の部分が水を含んでしまうと刃の出し入れをしにくくなってしまったり、赤錆がつきやすいため黒錆加工を施したりメンテナンスを定期的に行ったりと不便に感じてしまう点も多々あります。

しかしそれらの購入後スグにそれらの手入れをすることで、OPINELのナイフにどんどんと愛着が湧いてきますし、世の中に一本だけしかない自分だけのナイフを持っている感覚で使い込んでいくことができるのです。

これ一本で事足りる万能性

OPINELで薪割りをしたりということはなかなか難しく、対応できないものもありますが、野菜やお肉を切ったり魚をさばいたりという調理に関してはこれ1本で事足りる万能性を持っています。もちろんサイズによって用途が異なってきますが、8・9番を使っていれば様々な場面で使っていくことができます。

またサイズ感もアウトドアの際の持ち歩きにはちょうど良いというのも大きな魅力と言えるでしょう。
※刃にロック機能があり刃渡りが9cmとなっているため普段持ち歩いてしまうと、銃刀法違反になるので注意が必要です。

快適な切れ味

何度もこの記事内で書かせて頂いておりますが、OPINELのナイフは購入後すぐに快適な切れ味で使うことのできるナイフではありません。しかしカーボン製のナイフは特に刃付けをし、定期的に刃を研ぐメンテナンスをすることによって、心地いい切れ味を実現してくれアウトドアでの調理などに欠かせないナイフに育ってくれることでしょう。

豊富なラインナップ

OPINELのフォルディングナイフには今回ご紹介させていただいているカーボン製のナイフ以外にステンレススチールのナイフがあり、それぞれ7サイズ展開があることは既に描かせて頂きました。この豊富なラインナップにより例えば1本目にカーボンを購入し、メンテナンスを楽しみつつ2本目にメンテナンスが少なくてすむステンレススチールを購入することも可能。

またサイズを変えて大きめの魚をさばく時には10・12番を使い、果物の皮を向いたりする時には6・7番を使うというように用途に合わせたラインナップの使い方をしてもよろしいかと思います。

ここからナイフを覚えていけるエントリー性

今回ご紹介させて頂いているOPINELカーボンの9番ですと、だいたい1,500円以下で手に入れることができるため初心者の方でも購入のハードルが低いのも大きな魅力。また購入後に快適に使うには色々と情報収集をしながらナイフのメンテナンスについて学んでいく必要があり、そこで身につけた知識は他のナイフに応用をしていくことができるのでエントリー用のナイフとして最適と言っても過言ではものと言えるでしょう。

手軽にカスタマイズできる低価格の価格設定

また持ち手の部分に穴を開け紐を通したり、持ち手の形を大幅に変えてしまうなどのカスタマイズも可能なのですが、これが10,000円近くしてしまうナイフだとしたら初心者であればカスタマイズするのに気が引けてしまうところです。しかし先程も紹介をしたようにOPINELのナイフは1,500円あれば手に入れることができるので、気軽にカスタマイズをすることができるのです。

OPINEL・オピネルのカーボン製ナイフの注意点

OPINELのフォルディングナイフを購入する前に知っておいて頂きたい注意点もご紹介をさせて頂きます。これは購入時のご参考にして頂きたいという点と、届いてから安全にそして快適にお使いいただければという思いからまとめさせて頂くことにしました。

購入してすぐに使えるわけではない?

先程から何度も何度も書いていて申し訳ないのですが、OPINELのナイフは購入時には刃付けが行われておらず研ぎ石を使って刃を研いでいく必要があります。

また持ち手部分が吸水性の高いブナという木で作られている関係で、水分を吸ってしまうと持ち手の取り出しが難しくなってしまうことについても触れましたが、こちらを防ぐために刃を取り外し刃の取り出しが楽に行えるように削る加工したり、吸水性を抑えるためにクルミの油やオリーブオイルなどで持ち手部分をコーティングする必要もあります。

その他にもOPINELのカーボン製のものについてはそのまま使ってしまうと赤錆が発生してしまい、刃が腐食し使い物にならなくなってしまう危険性がありますそのため黒錆加工という赤錆の発生を防ぐ方法を行ったりもしなければいけません。

これら購入時に行う持ちて部分削り・コーティングや黒錆加工などの作業については、なるべく早いうちにソライロマグでもご紹介させて頂きますのでぜひそちらも参考になさってみて下さい。

切れ味が鋭いので細心の注意を

OPINELの魅力をお伝えする項目でも記載をしましたが、OPINELのカーボン製のナイフをしっかりとメンテナンスしていると非常に切れ味が良くなります。そのためナイフの取扱には細心の注意を払う必要があります。特にお子様がいらっしゃるご家庭でファミリーキャンプをする際には、切れ味のするどいナイフであることをしっかりと伝え、どのように取り扱うべきかをお教えになられた方がよいかと思います。また親御さんがいらっしゃらない時には使えないよう保管場所を工夫する必要もあるかと思います。

定期的なメンテナンスを

OPINELのカーボン製のナイフは黒錆加工をしていても、その効果が落ちてしまうとまた赤錆対策を施し直さなければいけません。キャンプなどアウトドアで快適に使えるように、お出掛け準備の際には早めに状態を確認しメンテナンスを施しておくことをおすすめします。

OPINEL・オピネルのナイフはこんな人におすすめ

ここまでにOPINELの歴史からOPINELナイフの魅力、取扱の注意点などを書かせて頂きましたが、最後のまとめとしてOPINELのナイフはどんな人にオススメできるものなのか?ということについて書かせて頂きたいと思います。

アウトドア用のナイフを初めて使う方

これまでに何度も書いてきているようにOPINELのナイフは購入時から快適に使えるのではなく、メンテナンスをすることで初めてその性能を発揮してくれます。ですので初心者にはハードルが高いようにも思えますが、このメンテナンスを覚えておくことで、刃物の研ぎ方や取扱いについて少しずつ学んで行くことができるので初心者にもおすすめをすることができるのです。

アウトドアで使っているとどんな機能的なナイフでも刃こぼれを起こしてしまったりはしますので、その度に新しいナイフにすることは難しいかと思います。ですのでリーズナブルに手に入るOPINELで練習をしておくのは後々のことを考えても遠回りとは言えないかと思います。また、アウトドア用ナイフだけでなく包丁などのキッチンで使う刃物のメンテナンスにも役立てることができますしね。

アウトドアナイフをお探しの方

OPINELのナイフは初心者の方だけでなく、アウトドア玄人の方からも人気を集めているナイフです。その理由にはカスタマイズのしやすさなど様々な要素があるのですが、10年以上同じものを使っている方がいるという使い方によっては長い間使えるというのも大きな要素になっているかと思います。

ただものすごく耐久性に優れたナイフというわけではなく、しっかりとしたメンテナンスを学ぶことができ、その技術を使って長い間愛用できるようにしているということなのだろうと思っています。

包丁の研ぎ方など刃物の扱いを覚えたい方

初心者におすすめという項目でも書かせて頂きましたが、OPINELのナイフを使いそのメンテナンスをしていく中で覚えられる刃物の取扱いに関する知識はアウトドアナイフにとどまることなく、日常使っている包丁の取扱にも応用をしていくことができます。そのため刃物の取扱を覚え包丁を快適に使いたい方などにもおすすめなのです。特に刃が包丁と比較すると短いので研ぐ練習をするのには最適なんですよね。

ただ、アウトドアをされない方で自分だけのナイフに育てるというより刃物の扱いの練習にという場合には、カーボン製よりもステンレス製の方を選択された方が良いかと思います。

今回ご紹介したOPINELカーボンの9番

OPINELカーボンの9番

参考価格:1,461円(税込)

刃材質:ハイカーボンスチール

持ち手材質:ブナ

刃(ブレード)長:90mm

原産国:フランス

それでは今回のOPINELカーボン9サイズのご紹介はここまでとさせて頂きます。購入後なるべく早いうちに行うべきメンテナンスの方法・手順についても詳しくまとめ記事としてアップをさせて頂きますので、ぜひそちらもご覧くださいませ。

また9サイズ以外のナイフやステンレススチール製のアイテムについてもOPINELのアイテム一覧から見ることができますので、ご覧になられてみて下さいね。

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