シャロークランクのおすすめ7選!タックル選びや使い方解説も
バス釣りルーアーの定番であり、春先・夏・秋から冬になるまで幅広く使えるシャロークランクの中でも、定番として知られバス釣り初心者にも扱いやすいモデルを7点ご紹介。
春先には、ブラックバスが産卵前に浅瀬に出て捕食をするようになる時期を探ったり、夏の暑いシーズンにはバスが活性化する朝・夕に使えたり、秋には寒く厳しい冬シーズンを迎える前にバスを釣り上げたりと幅広く使えるハードルアーの一つです。
今回はスピニングでも投げられるようなコンパクトなサイズのものから、ベイトでもミディアムロッドなどの汎用性の高いロッドで使えるようなモデルまで、幅広くご紹介をしております。
また、記事の後半ではシャロークランクでのタックル選びや、使い方についても解説をしていますので、シャロークランクの買い増しを検討中のバス釣り経験者はもちろん、バス釣りを始めたばかりの初心者も、ぜひ参考になさってみて下さいね。
メガバス SR-X GRIFFON
参考価格(税込):1,620円
サイズ:45.0mm
重量:1/4oz
潜行深度:1.3m
カラーラインナップ:35色
メガバス SR-X GRIFFONの魅力
・探れるレンジが広い
・カラーラインナップが豊富
・障害物からの回避能力
冬の定番ルアーとして使われるメタルバイブのおすすめではブレーディングXをご紹介させて頂いた、メガバスからSR-X GRIFFONをおすすめのシャロークランクとしてピックアップ。
最大の特徴は、その潜行深度にあります。多くのシャロークランクが1m以下の潜行深度となっているなか、メガバスのSR-X GRIFFONは1.3mとなっており、より幅広いレンジを探ることができるのです。
アクロバティックなアクションを実現しており、そのアクションによって障害物からの回避能力の高さもおすすめのポイントとなっています。また、浅瀬においてはボトムを探る際に軽快な動きを見せ、活性の良いバスにアピールをすることによってバイトを誘発し、釣果を一段上に引き上げてくれる手助けをしてくれます。
ダイワ ピーナッツⅡSSR
参考価格(税込):864円
重量:9g
潜行深度:約0.5m
カラーラインナップ:15色
ピーナッツⅡSSRの魅力
・とにかく釣れる
・派手なアクション
・潜行深度の違うラインナップあり
シャロークランクの定番と言えばと問われた時に、多くのアングラーが『ピーナッツ』と答えてしまう程の実績があり、シャロークランク選びで迷ったら、とりあえず一つ持っておくことをおすすめしたいダイワのピーナッツⅡSSRもおすすめのシャロークランクとしてピックアップ。
ハードルアーの定番であるシャロークランクは、数多くの釣具ブランド・ルアーブランドから出ていますが、とにかく釣れる・なぜかピーナッツが釣れると、その登場以来数多くのアングラーに使われてきているのがこのピーナッツで、やはり最大の特徴はよく釣れるという点にあります。
その秘訣としては、スローリトリーブであっても小気味よく派手にアクションをしてくれる点や、潜行深度の違うピーナッツⅡSRやピーナッツⅡDRといったラインナップが豊富である点も挙げられるでしょう。カラーラインナップも15色と豊富で、時期やフィールドの状況によって使い分けをすることができますので、ぜひ1つと言わず2・3種類は揃えておきたいルアーの一つであると言えるでしょう。
ダイワ プチピーナッツSR
参考価格(税込):864円
重量:4g
潜行深度:約1m
カラーラインナップ:13色
ダイワ プチピーナッツSRの魅力
・スピニングロッドでも使える
・アクションによるアピール力
・小気味いいサウンドを実現
ダイワからはピーナッツⅡの弟分とも言えるプチピーナッツも、おすすめのシャロークランクとしてピックアップをさせて頂きます。
スピニングロッドでも使えるような4gというコンパクトなサイズで、バス釣りを始めたばかりでスピニングタックルしか持っていなくて、ワームだけでなくハードルアーも投げたい!というバス釣り初心者にもおすすめです。
ルアーとしては、ピーナッツⅡと同じくアクションや小気味の良いサウンドによるアピール力の高さが魅力。春先~秋までの活性のいいブラックバスを狙うだけでなく、プレッシャーが高くスレているフィールドでバイトを誘発させるようなこともできるシャロークランクとなっております。
プチピーナッツには今回ご紹介をした潜行深度が約1mのSRの他にも、潜行深度を少し深くしたプチピーナッツDRというモデルもございますので、お使いになるフィールドや攻めるポイントなどに合わせて使い分けてみてくださいね。
O.S.P ブリッツ
参考価格(税込):1,620円
重量:9.0g
潜行深度:1.8m
カラーラインナップ:34色
O.S.P ブリッツの魅力
・ワイドでスクエアなリップを採用
・動きの支点を低位置に集中
・ハニカムスーパーHPボディを採用
・カラーラインナップが豊富
おすすめのスピナーベイトでハイピッチャーをご紹介をさせて頂いた、O.S.Pからはブリッツをおすすめのシャロークランクをご紹介させて頂きます。
ワイドでスクエアなリップを採用していることによって、しっかりとフックをガードしてくれて、安定した泳ぎを実現してくれています。また、支点を定位置に集中させていたり、ハニカムスーパーHPボディを採用していることによって、ハイピッチなレスポンスのアクションを実現し、バイトを誘いやすい構造となっていることも魅力と言えるでしょう。
また、カラーラインナップも豊富で水質や天候、フィールドの状況によってカラーをチョイスしながら攻略をしていくことができる点もおすすめのポイントと言えるでしょう。
エバーグリーン ワイルドハンチSR
参考価格(税込):1,422円
重量:10.0g
潜行深度:0.5~1.0m
カラーラインナップ:31色
エバーグリーン ワイルドハンチSRの魅力
・ただ巻きに強い潜行深度
・障害物回避能力が高い
・カラーラインナップが豊富
冬シーズンのおすすめルアーでメタルバイブの定番リトルマックスをご紹介した、エバーグリーンからはワイルドハンチSRをおすすめのシャロークランクとしてピックアップさせて頂きます。
約90cmという浅めに設定された潜行深度によって、シャローでのただ巻きに強いクランクベイトとなっています。また、操作性の高さと障害物回避性能が高いことによって、ロスト率が低いシャロークランクの中でもさらにロストの心配を減らすことができるという魅力も。
カラーラインナップが31色と豊富に用意されているのもおすすめのポイントで、フィールドの状況などによってカラーチョイスをし効果的に攻略をしていくことができるシャロークランクとなっています。
エバーグリーン FACTクラフト
参考価格(税込):1,382円
重量:6.5g
潜行深度:1.0~1.4m
カラーラインナップ:16色
エバーグリーン FACTクラフトの魅力
・扁平ヘッドを採用
・薄型の基盤リップを採用
・コンパクトながらファットなボディ
エバーグリーンからはよりコンパクトなサイズのFACTクラフトも、おすすめのシャロークランクとしてピックアップをさせて頂きます。
扁平ヘッドや薄型の基盤リップを採用していることにより、適度な水の抵抗を受けつつ立ちあがりの速さとハイピッチなローリングアクションを実現しています。また、マグネット重心移動システムを採用していることによって、コンパクトながらも十分な飛距離を確保できる点も魅力と言えるでしょう。
ボディがコンパクトであることのデメリットとして、浮力の弱さによる根掛かり率のUPが挙げられるのですが、ファットなボディとしていることによって十分な浮力を実現し、根掛かり・ロスト率の低下を考慮されている点もおすすめのポイントとなっています。
ジャッカル アスカ 50SR
参考価格(税込):1,458円
重量:7.6g
カラーラインナップ:29色
ジャッカル アスカ 50SRの魅力
・クイックレスポンスの高さ
・薄型リップでアクションの立ち上がりが良い
・スロー、ファストリトリーブに完全対応
他のメーカーにはない独特なルアーをラインナップし、人気を集めているジャッカルからはアスカ50SRを、おすすめのシャロークランクとしてピックアップ。
ジャッカルが5年以上の歳月を費やして開発をしたモデルで、クイックレスポンスの高さを突き詰めたクランクベイトとなっています。また、薄型のスクエアリップを採用していることによって、アクションの立ち上がりが良く、スローリトリーブ(遅巻)からファストリトリーブ(高速巻)までしっかりと対応している点も、おすすめのポイントと言えるでしょう。
カラーラインナップも29色と豊富で、サイズ大きくしウェイトを11.6gとしたアスカ60SRもおすすめですので、合わせてチェックをしてみてくださいね。
シャロークランクのタックル選び
ここからはシャロークランクを使う上でのタックル・ラインの選び方について解説をさせて頂きます。
シャロークランクのロッド選び
ロッドについては基本的にベイトロッドのML~Mをお選びになられることをおすすめします。というのは、次の項目でもご紹介しますが、シャロークランクの使い方として、ただ巻きで使うことが多く数を投げることを考えると手返しのいいベイトロッドが有利なのです。また、ハードルアーということもあり10gほどの重量があるモデルが多いというのも理由の一つに挙げられます。
今回ご紹介をしたダイワのプチピーナッツのように軽く、スピニングロッドでも投げられるようなモデルも展開されているので、スピニング1本でバス釣りを初めたビギナーの方でシャロークランクを使いたいという場合には、ルアー自体の重量をしっかりと確認してご利用になられることをおすすめします。
シャロークランクのライン選び
バス釣りに適したラインの種類という記事でもご紹介をした通り、バス釣り用のラインには主にフロロカーボンとナイロン、PEというものがあります。
シャロークランクは主に浅瀬で使うルアーであるため、特に潜行深度の浅いシャロークランクを使う場合には、軽く沈みにくいナイロンをお選びになられるのがよろしいかと思います。しかし、耐久性についてフロロカーボンに劣ってしまうため、ウィードなど障害物の多いフィールドではナイロンを使ってしまうとラインにダメージが入りラインブレイクを起こしてしまうことに繋がるので、フロロカーボンで使われたほうが良いでしょう。
ラインの太さについては、ベイトリールであれば12-14lbのものをお選びになられることをおすすめします。また、スピニングタックルでシャロークランクを使う際には、ラインの耐久性を考慮しフロロカーボンの6lb以上をお使いになられるのがおすすめです。
シャロークランクの使い方
使うシャロークランクとタックルをお選び頂いたら、あとは実際にシャロークランクを投げ、実際にバス釣りをしていきましょう。シャロークランクにはいくつかの使い方があるので参考にしてみてくださいね。
スローリトリーブ
シャロークランクの使い方としては基本的にただ巻きがメインとなるかと思います。その上で、ルアーの振動を感じられるくらいのゆっくりとしたスピードでリトリーブをされるというのがおすすめです。
ファストリトリーブ
活性が悪い場合やスレたフィールドやマッドなフィールドでシャロークランクを使う場合には、ファストリトリーブによるリアクションバイトを狙い攻略をするというのもおすすめ。ただ、バスの見えない場所でファストリトリーブを使うというより、バスの見える場所で使った方が効果的となるので、偏光グラスなどを用意してバスの位置を把握されることをおすすめします。
ストップ&ゴー
トップウォーターやミドルクランクのように、ストップ&ゴーをして誘うというのもおすすめです。浮力を活かしての使い方となるので、できればナイロンラインを巻いたタックルでチャレンジされるのがよろしいかと思います。
おすすめのシャロークランクまとめ
今回は春先から寒い冬のシーズンを迎えるまで使うことのできる、バス釣りハードルアーの定番であるシャロークランクのおすすめをご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
定番というだけあって、今回ご紹介した7つのモデル以外にも色々なメーカーからたくさんのシャロークランクがラインナップされています。使い方も比較的容易でロスト率も高くないので、初心者にもおすすめできるハードルアーの一つですので、ぜひチャレンジをしてみてくださいね。
ソライロマグでは今後もバス釣りにおすすめのルアーやタックルなどのご紹介をさせて頂いたり、それぞれのインプレッション・レビューもしていく予定でいますので、facebookやtwitterなどをいいね・フォローして頂き、更新情報をチェックなさってみてくださいね。